あとには何もない ~朽ちゆく美~ | YU-MEとChanson(シャンソン)

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酔いどれ歌うたいのネガティブライフ

 

そろそろ年末の仕事のお話が

チラホラと入り始めた。

 

 

 

ええ?

もうそんな季節?

 

 

 

毎年思うけどさ

ほんと1年なんて

あっという間だよね。

 

 

 

昨日は珍しく

楽譜を5枚も書いた。

 

 

 

ご注文頂いた楽譜のうち3枚が

私のYouTubeを聞いてくださってのご注文。

 

 

 

歌ってみたいと思ってくださるなんて

本当に嬉しかった。

 

 

 

細々と続けているチャンネルだけど

ほんの少しだったとしても

どなたかのお役に立てるのは嬉しいな。

 

 

 

 

 

さて今日の一曲は

Juliette Grecoの曲から

”あとには何もない(Il n'y a plus d'après) ”

 

 

 

日本語とフランス語で歌っています。

ピアニストはTOPOSの北村尚子ママ。

 

 

 

よろしかったらお聞きください♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長野県の山中を

車で走っている時

 

 

 

素敵な廃屋を見つけて

思わず車から飛び降りた。

 

 
旅館だったらしい
その建物は
 
 
 
崩れ落ちてしまう日を
静かに待っているみたいだった。
 

 
隣にはホテルらしき建物が。
 
 
 
こちらも閉業して
だいぶ経っているみたい。
 

 
近寄って崩れたりしたら危ないし
所有者の方に許可を頂いてないしで
敷地の中には入れないから
道路の端っこから写真を撮った。
 
 
 
いつか自然に呑まれてゆくんだろうなぁ。
 

 
目を凝らして
必死に中を覗く。
 
 
 
通り過ぎてゆく車が
私達を不思議そうに眺めていた。
 
 
 
そりゃあ、そうだよね。
 

 
だけどね
私達、大好きなのよ。
 
 
 
廃墟を観察するの。
 
 
 
かつてそこにあった
人々の温もりを探すのって
たまらないの。
 

 
ここに沢山の人達が泊まって
旨い酒を飲んで
 
 
 
お風呂に入って癒されて
眠りについたんだろう…なんて
 
 
 
想像しただけで
胸が熱くなるのよねぇ。
 

 
朽ちゆく美…
 
 
 
生まれて
そして老いて
 
 
 
枯れて
死んでゆく。
 
 
 
その当たり前のプロセスが
何というか愛おしいよね。
 

 
所有者の方にお許しを頂けたら
中まで入ってみたいけど
 
 
 
外からでも
こんなに見える場所って
珍しいな。
 

 

奥の階段

なんて香ばしいの!

 

 

 

だけど私が上ったら

間違いなく崩れるよなぁ。

 

 

 

危険だけど

めちゃくちゃ興味あるわぁ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も今日とて

引きこもりで作業。

 

 

 

スケジュールが

増えてきちゃったから

 

 

 

それに伴って

打ち合わせと作業が増える。

 

 

 

ひとりで引きこもっていると

どうしても気分も塞ぎがちになるけど

 

 

 

そしたらお酒でも片手に

陽気に仕事しますかね。

↑ダメ絶対!

 

 

 

 

 

 

 

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