再会を繋ぐ | YU-MEとChanson(シャンソン)

YU-MEとChanson(シャンソン)

酔いどれ歌うたいのネガティブライフ

昭島市のなごみの里さんへ
ボランティアへ伺った。
 

 
とても盛り上げてくださいました
利用者の皆様
いつも気さくにお相手くださいます
スタッフの皆様
PAから段取りから雑用まで
ぱんくろうmg
 
 
 
皆々様のお力で
とても温かな会になりました。
 
 
 
ありがとうございました。
 
 
玄関を入ると大きな羽子板が。
 
 
 
利用者の皆さんで作ったんですって。
 
 
 
写真だと分からないけど
なかなかのビックサイズ。
 
 
 
迫力満点だった。
 
 
 
 
 
 
 
スタッフさんにご紹介頂いて
皆様の前に出ると
 
 
 
”よっ!ユメさーん!!”
”待ってましたぁ!!”
 
 
 
と、大きなお声を頂いて
思わずにんまり。
 
 
 
待っていてくださる方がいる…
なんと有難いことなんだろう。
 
 
 
デイサービスに通う皆さんは
なかなかひとりでは
お出掛け出来ないような方が多いから
どうしても生の歌を聞くという機会は少ない。
 
 
 
いや、無いに等しい。
 
 
 
だからこそ
たまには”生”を楽しんで頂きたい。
 
 
 
心から思う。
 
 
 
なので今回もシャンソンだけではなく
懐かしい歌をてんこ盛りでお届けした。
 
 
 
 
 
 
 
アンコールまで
盛大に盛り上げて頂き
汗だくで歌い終って
 
 
 
ふと皆様を見渡すと
涙を流されていらっしゃる方が多くて
 
 
 
またまたもらい泣きしそうになりながら
必死にご挨拶に回っていると
スタッフさんが声を掛けてくださった。
 
 
 
”あの…本当にありがとうございました”
 
 
 
その目は真っ赤だった。
 
 
 
お話を伺うと
3年前にお母様を亡くされたとのこと。



まだまだ、まだまだ
深い悲しみの中にいらっしゃるのだ。
 
 
 
”ユメさんの歌を聞いていたら
久しぶりに母に会えたような
そんな気がしたんです…
本当にありがとうございました”
 
 
 
たまらない気持ちになって
思わず震える背中をさすった。
 
 
 
そして
 
 
 
”きっとお母様が
会いに来てくださったのでしょうね
私の歌を通して
お話してくださったのだと思います”
 
 
 
と、お答えした。
 
 
 
私は霊感なんてないし
スピリチュアルなことも
まったく分からないけれど
 
 
 
その時は何故か
自信を持って答えていた。
 
 
 
そのスタッフさんが
そう感じたのだったら
 
 
 
それはきっと
お母様からのメッセージなのだろう。
 
 
 
”よく頑張ってるね”って。
 
 
 
私の歌がスタッフさんとお母様を
ひと時でも繋ぐことが出来たなんて嬉しい。
 
 
 
本当に嬉しい。
 
 
 
こちらこそありがとうございました。
 
 
 
 
 
 
 
人は誰でも
多かれ少なかれ
何かを抱えて生きていて
 
 
 
楽に生きられる人なんて
ひとりもいないと思う。
 
 
 
辛いばかりじゃないけれど
色々とあるのが人生。



その人生の道すがら
ふと立ち止まって耳を寄せた歌に
ちょっぴり心が軽くなった…
 
 
 
私はそんな歌うたいでありたいと
つくづく思う。
 
 

会場の様子。

 

 

 

ぱんくろうに写真を送ってもらったら

モザイクの掛け方の雑さよ(笑)

 

 

 

皆様、ありがとうございました。

 

 

 

またお目に掛かる日まで

どうかどうかお元気で!!










私はステージでは何も考えない。

 

 

 

唄っている間は何も考えない。

 

 

 

ただひたすらに

自分を信じているのだ。

 

 

 

これまで叩き込んで来たのだから

歌詞もメロディも頭には入っている。

 

 

 

あとはこの血と肉に染み込んだ

これまでの経験がどうにかしてくれる…

 

 

 

そう思って唄っている。

 

 

 

何なら、この歌を唄いたい誰かが

私の身体を乗っ取って唄えばいい。

 

 

 

そう思うほど。

 

 

 

次の歌詞は…とか

ここはこんな風に抑揚をつけて…とか

 

 

 

そんな風に考えながら唄うと

それがダイレクトに歌に出てしまう。

 

 

 

どこか計算じみた

いやらしい雰囲気になってしまう。

 

 

 

だから私は何も考えない。

 

 

 

一旦、ステージに上がってしまったら

自分を信じるしかないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

YU-ME