人の目 | YU-MEとChanson(シャンソン)

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酔いどれ歌うたいのネガティブライフ

この間の下田で食べた
 
 
このチーズカレーが忘れられず。
 
 
 
とはいえ近所には
ああいうカレーのお店を知らないし…
 
 
 
悩んだあげく
久しぶりにココイチへ行ってみた。
 
 
 
ビーフカレーにチーズのトッピング
辛さは控えめで3辛に。
 
 
…見た目から別物。
 
 
 
もちろん美味しい。
だけどアレじゃない。
 
 
 
そんなの当たり前なのに
何故か悔しい。
 
 
 
うーん
 
 
 
あの味に近いカレー屋さん
近場にないかなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
スーパーへ買い物に行って
イートインで休憩していたら
 
 
 
60代くらいの男性が
斜め向かいのテーブルに座った。
 
 
 
その男性は背負っていたリュックを
無造作にテーブルの上へ置くと
ファスナーを開けて
中からビニール袋を取り出した。
 
 
 
何だかとても急いでいる様子。
 
 
 
申し訳ないけど
何を取り出したのか気になって
チラチラ見ていると
 
 
これだった。
 
 
 
私も持っている。
レンジでお餅をチンするやつだ。
 
 
 
ダイソーかどこかで買ったのだけど
これがなかなかのスグレもので
お餅1つなら1分で食べ頃にしてくれる。
 
 
 
今年のお正月も大活躍だった。
 
 
 
その男性は↑の写真のような
個別包装されているお餅を
リュックから1つだけ取り出して
 
 
 
買ったばかりの便利グッズにお餅を入て
イートインの電子レンジで1分チンした。
 
 
 
そしてケースに入れたまま
何やらタレのようなものを注ぎ込むと
 
 
 
やっぱりイートインにあった
コーヒー用のマドラーを箸代わりにして
美味しそうに頬張った。
 
 
 
多分”みたらし団子”的な雰囲気の
味わいなのだと思う。
 
 
 
私はひとりで大興奮。
 
 
 
おおお
すごいなぁ
 
 
 
満喫してるなぁ
 
 
 
私なら人目を気にして
あんなことは出来ない。
 
 
 
だけど男性は
周りの目なんて気にせずに
本当に美味しそうに食べていた。
 
 
 
そしてお餅を1つ食べ終わると
イートインの水道で便利グッズを洗って
それをリュックに入れて
ヒョイッと背負って足早に立ち去った。
 
 
 
鮮やかだった。
 
 
 
真似なんて出来そうにない。
だけど何だか
ちょっぴり羨ましいと思った。
 
 
 
周りの目…
私はどうしても気にしてしまう。
 
 
 
悪いことしてるわけじゃないけど
人にどう思われるか気になっちゃう。
 
 
 
あーあ
小せぇなぁ、私って。









とはいえ

人の目を気にする…なんて

言っている割には

 

 

 

曲を仕込む時は

どうやら周りが見えなくなるようで

 

 

 

覚えて繰り返している間は

その曲の人になってしまう。

 

 

 

精神の均衡が崩れてしまった人の歌を

仕込んでいた時なんて

 

 

 

その崩れたままの状態で

近所を練り歩いていたもんだから

(奇声を上げたりベランダで泣いたり)

 

 

 

何年も経った今でさえも

ご近所さんは私に会うと緊張なさっている。

それが痛いほど伝わってくる。

 

 

 

それからは少し気を付けてはいるけれど

曲に入り込む覚え方を今も辞められない。

 

 

 

人の数だけ

心の形があるのだろう。

 

 

 

気にするところ

気にならないところ

 

 

 

まさに人それぞれ。

 

 

 

自由な心で暮らしたいものだなと

つくづく思う。

 

 

 

 

 

 

 

YU-ME