イタリアに到着した日に
ローマと
ヴェネツィアと
ピサの斜塔と
フィレンツェ観光と
アウトレットに
一緒に行きましょう
と言ったF女史。
それに加えて
「フィレンツェにはPRIMARKがあるでしょ?
子供達からお金預かってきているから
そこでお洋服を孫達用に買わなくちゃいけないの。」
また行くところ増えた
アイルランドのファストファッションブランドで
洋服や雑貨が、とにかく安い。
ZARAやH&Mに近いけれど
ホーム雑貨も多いのが特徴かな?
ただ、フィレンツェと書いてあっても
実際にあるのは隣町のI GIGLIというモールの中。
F女史、起きるの遅いから
行くなら1日掛かりですわよ。
私は、その後の日程を見て
他人のお金を預かってきたお買い物は
先にしてしまった方が無難とみた。
(最後にお金無くなって他人のお金に手を出すのを避けるためにね)
だから、先にPRIMARKでお買い物させないと
この人ヤバいと思い
2日目に隣町のモールまで連れて行った。
モールに入るなり、
何を欲しがったでしょう??
それはカフェで一服ですよ
だけど、屋内モールではカフェを飲みながら
タバコを吸えないので
バールでカフェをお持ち帰りして
入口まで戻って喫煙所で吸っておりましたよ。
ホント困るよね。
タバコ吸う人って、タバコに支配されていて
見ていて気の毒に思うよ。
ハイ!一服してからショッピング開始!
無数にある店舗を横目に
PRIMARKに直行し
どうぞ、買って下さい
キャー!これ可愛い!
キャー!これ見て!安いと
爆買いが始まりましたよ〜
娘さんの子供男女2人
息子さんの娘さん1人
アガディールの姪っ子の娘さん1人
アガディールの姪っ子さん1人
合計5名のための洋服が
ガンガンカゴに放り込まれて行きます
しまいには、夏のサンダルまで山積みになり
この人、絶対に帰りのスーツケースの重量とか
考えていないよねと思いながら
ま、なんとかなるでしょ
と、私はF女史の選ぶ服のサイズ探し要員として
「はい、これ、4〜6歳!
はい、これ、7〜8歳!」
と効率重視で洋服を手渡す。
もう、どうにもカゴに入りきらなくなったところで
F女史は「OK!お会計に行きましょう!」
とレジに向かった。
レジ付近にあったビーサンが安くて
私とF女史で、自分用に1.3 EUROで購入。
なんと、自分達用にはビーサンしか買わなかった
子供達用のもの全部買って238 EURO
あれだけ買って、この値段だったら安いかな!?
案の定、今日の予算全てを使い切ったF女史は
自分にはビーサンしか買っていないけれど
もうお金ないから帰るわよ!
と言った
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240522/07/yum-yum-morocco/53/d8/j/o0810108015441833251.jpg?caw=800)
もう一つ、彼女には買わなければいけないものがあった。
富豪のお孫さんのJ君(10歳)に
イタリアのサッカーナショナルチームの
公式ユニフォームを買ってきて!と言われていたのだ。
サイトでは少し安めで売っていたけれど
F女史が帰るまでに届かないので
スポーツ用品店で買うことにした。
ユニフォームのシャツ 75Euro
半ズボン 40Euro
靴下 23Euro
富豪の奥さんである娘さんは
シャツ代として60 Euroくれたらしい。
既に予算オーバーだけど
前回、マラケシュで娘さんにお食事をご馳走になった夫が
全部セットでプレゼントしてやってくれ
と言っていたので、私が払っておいた。
ちなみにフィレンツェの街中で
「公式」ではない大人用のACミランのシャツは
35 Euroで売っていて、それも息子用に買っていた。
「公式」であるかないかは
アディダスのスポンサーマークが
左胸に入っているか否かだとのことだった。
もっと安い紛い物は15 Euroで露店で売っていたけれど
明らかに安物の生地で縫製も酷かった。
私の息子はこんなもの欲しがったことないので
一つ勉強になったよ。
ねぇ、今、何時か知ってる?
と私が聞くと
「え!?何時かしら!?」
もう15時だよ
「えーー!」
2階でササッとお昼を食べて帰らないと
渋滞に巻き込まれるよ。
F女史は、昨日に引き続き
またピッツァが食べたいと言った
「とっても美味しい
イタリアにいる間はずっとピッツァを食べ続けるわ」
そして、ピッツァイオーロに
「ブォーノ!」と盛んに伝えていた。
最後にカフェのお持ち帰りを買う時も
自分で注文させてくれ!と
イタリア語で一生懸命レジのお姉さんに伝えていた。
もう、自分がイタリアでイタリア語を話していることが
嬉しくて仕方がないご様子
ホント、この勢いで喋っていたら
3ヶ月後には、あなたペラペラよ〜
本日のミッションも無事終了