ナポリに着いたのが夕方で
その翌日、忘れていたけれど
私達はポンペイの遺跡を見に行ったのでしたっけ
いやね、ローマの最終日
たまたまヴァチカン美術館とシスティーナ礼拝堂の
チケットに空きが出ていて予約が取れちゃってさ。
ローマの最後はそれがメインで
また子供達が歩き疲れてブーブー言っていてさ
本当にお疲れモードだったけれど
翌日ナポリからポンペイに行くのに
またブーイングだったらどうしようとか思っていて
もちろんブーイングだったんだけど
娘は高校でポンペイについて習っていて
ちょっと行く気になってくれていたんだよね。
だから、石のように寝ている息子を2人で叩き起こして
メトロでナポリ駅まで行って
チルクムヴェスヴィアーナ鉄道で40分かけてポンペイへ。
Pompei scaviという駅から1分で遺跡に着きます。
もう、電車の中は全員観光客ね。
しかも外国人。
ヴァチカンもすごい観光客だったけれど
この辺鄙なポンペイ遺跡に
電車が満席になるくらい人が乗っていること自体
本当にすごい熱量だと思うわ。
私なんか、ナポリまで行って
ポンペイ行かないの勿体ないから行っとくか〜
って感覚だったのだけど
アメリカからとか気合い入れてここまで来た人達に
拍手を送るわよ〜
ポンペイの遺跡も私のチケットは予約して
ポンペイ遺跡への入場料は
2023年時点では大人19Euroですので
上記リンクが張ってあるサイトで19Euroで買ってくださいね。
何故なら、他の商用サイトでは
かなり上乗せした値段で売っているので
ガイド無しで自分で周るのであれば19Euroの入場チケットでOKです。
子供は17歳までは無料。
なのですが、無料チケットというのは入手できないので
事前に遺跡に電話して聞いてみたら
「あなたの大人チケットだけ事前に買っておくのよ!
着いたら入り口で子供用無料チケットを入手して入るのよ!」
と、すごいナポリ訛りのおばちゃんに言われましたよ。
もう、国内旅行って、簡単に電話出来ちゃうから楽チン〜
で、ポンペイ遺跡の地図をもらって
中に入ったけれど、広いこと、広いこと
すごい規模でしたよ。
一つの街が残っているけれど
その一区画のクォリティーの高いこと
ここは誰それのヴィッラと書いてあって
中に入るとそこに住んでいた人の
財力の有無までが解るような豪華絢爛さ!
方や、クリーニング屋みたいな場所もあって
奴隷がそこでお金持ちの洋服を
一日中足で踏みながら洗っていたとか....。
鶏が飼われていたであろう鶏小屋みたいなところや
パンが焼かれていたであろうキッチンとか
当時の人の生活の様子が見えてきそうな感じで残っておりましたよ。
娘はとても興味深そうにズンズン前に進んでいくのだけれど
また息子のブーイングが始まり
そのうち娘の腰も痛くなり、3分の1程見て退散しました。
運よく歩ける程度の暑さでしたが
遮るものがないので
暑い日は熱射病に注意な場所ですね。
遺跡の中ほどにバールとレストランもあったので
まさかの時には水分補給と休憩を取って下さいね。
とにかく広い!
息子はアンフィテアートロ
昔の劇場まで行ってみたいとは言ったものの
結局地図の左半分ほど周って諦めました。
いつか涼しい時にまた戻って来れるかな??
そしてなんとかお昼にはナポリ駅まで辿り着き
そこからまたブーイングの中リストランテへ
明日は、そこで頂いた
興味深い美味しい一皿をご紹介しますね。