義姉がモロッコから帰国しました。 | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

モロッコから帰ってくる時

何が一番食べたくなる??

 

 

私が3ヶ月モロッコで過ごした後

何が一番食べたいかって

 

スパゲッティ アル ポモドーロ

 

トマトソースのスパゲッティだ。

「アルデンテでよろすく!」

 

何故って

モロッコの家庭の味は

日本のナポリタンの様に

スパゲッティは勝手きまま、モロッコスパイス入りで

味付けされておりポーン大抵茹で過ぎである。

 

 

しかもタジンを盛り付ける大皿に

ドドーンと盛り付けられており

みんなでそれをフォークで突くというスタイルだ。

 

 

まぁ、スパゲッティだと思わなければ

問題なく食べられる。

 

 

しかし、大皿にてんこ盛りにされたそれに

イタリアの「スパゲッティ」の味を求めたら

 

そりゃぁねぇーだろーニヤニヤ

 

ってお膳ひっくり返したくなるので

そこはもう、切り離して

どこかの国の新種の麺料理という位置付けでよろすくウインク

 

 

 

しかし夫に電話すると

家に着くのは21時半を過ぎるとのことで

スパゲッティではなく

ペンネのトマトソースを作っておき

私と子供達は先に食べておいた。

 

 

イタリアの給食ではスパゲティは絶対に出てこない。

スパゲッティはあくまですぐに食べるもので

少々時間を置いても良いのはショートパスタだ。

だから給食ではペンネなどのショートパスタしか調理されない。






 

 

 

とうとう、夜遅くに義姉が帰ってきた。

またチェックイン時に

「こいつ1人で乗せるなよ!」と

搭乗拒否をされながら

それでもまた承諾書を誰かに書かせながら

なんとか無事帰ってきた。

 

 

 

「おかえり〜!」

 

「ただいま。」

 

全く闘争精神なし。

グデグデしている。

 

 

目が虚ろで車椅子にきちんと座れていなくね??

 

 

 

モロッコで3ヶ月闘争して緊張して

疲れ果てたのか??

 

 

トマトソースのパスタを平らげて

夫がシャワーを浴びさせた。

 

 

どうやら筋力が落ちているらしい。

 

 

もともと彼女は筋肉質で

すごいガタイで、今まで根性で生きてきたのだが

どうやら息子の家が狭過ぎて

殆ど移動せずに座るか寝転んでいたようで

ベッドから車椅子に移動するのも大変そう。

 

 

 

いつもネガティブパワーを

これでもか!?と発していたのに

今の彼女は特に何も発していない。

 

 

「害のない生き物」状態になっていて、気持ち悪いニヤニヤ




スーツケースから

インスリンと薬を出すと

薬は、たんまりと持って帰ってきた。



あれ??私3ヶ月分持たせたハズなんだけどなぁ…キョロキョロ


え!?薬、飲んでいなかったのかなガーン


うぇ〜、どうなっちゃってんの??


本当に息子すら、母親の健康管理を放棄していたんだガーン


愛がない関係って、恐ろしいね…チーン




 



あまり想像しないようにしよ。

あの金の亡者のドラ息子の顔と態度を

思い浮かべるだけでヘドが出そうゲロー




 

 

こんな状態で義姉は、また私が油断していたら

そのうちゴルァ〜ムキーと復活する日が来るのか??



(いや、今まで何度もあり得ねー復活を繰り返してきたっけ)

 

 

 

いつもなら夜中も自分でオムツを替えていたのだが

そんな気力もないらしく

垂れ流しで、しかも起きてこないので

私は翌朝ウォーキングに行くのに夫に義姉を託して出た。

 

 

夫が休みでよかった。

朝もビショビショだったらしく

またパジャマを交換させたらしく

洗い物がガンガン溜まっていく。

 

 

 

夫が、新しく買ってきたお尻拭きのウェットティッシュが

3ヶ月触れていなかった間に

以前の半分くらいの大きさに縮小されているポーン

と驚いていた!

 

 

それは日本のチョコレートの様だね。

箱の大きさは同じでも

なんだか中身が薄くなってね?って毎年感じるよね。

 

 

義姉もパワーが自然消滅していくことなんてあるのかしらん??

いや、まだ声には力があるぞ。

油断大敵グラサン

 

 

筋力落ちているのは予想していたけれど

何事もない事を祈るよお願い