義姉が初めて学んだこと。 | イタリアでモロッコごはん

イタリアでモロッコごはん

イタリア在住 リツコがモロッコ人と結婚を決めた途端、介護同居生活が始まり今に至るドタバタと、美味しいモロッコ&地中海料理について語ります♪

何度義姉を呼んでも

朝食を食べに行かないので

 

「せっかく淹れたお茶が冷めますけど!」

 

と部屋に見に行くと

 

ベッドから車椅子に移動できないらしい。

 

 

 

やはり3ヶ月この動きをやっていないだけで

もう出来なくなっちゃったよ。

 

 

あの昏睡明けの退院時を思い出す。

 

 

でもね、あんなに死にそうになって

グデグデになって帰ってきた時も

彼女は1週間後に根性で筋力まで復帰していたんだよね。

 

 

ただ今回、あの昏睡明けの時と違うのだ。





 

なんと、昨夜夫から信じられない事を聞いてしまった。

 

義姉が夫の親友B氏の奥さんに

 

「一番良く面倒をみてくれるのはリツコだ。

 いつもパジャマは清潔に洗ってくれる。

 私が何を言っても、動じない。

 いつも薬を用意して、カフェも持ってきてくれる。」

 

と、漏らしていたというのだポーンポーンポーン

 

 

 

 

そして今日も夫がまたパジャマを替えてあげていると

「ありがとう、ありがとう!」

と手にキスしてきたというのだびっくりびっくりびっくり

 

 

 

ま、夫にはいつもシャワーを浴びさせてもらっている時に

お礼は言っていたようだけれど

ここまで素直に感謝の気持ちを述べたことはなかったよね。

 

 

 

つまり、今回のモロッコ滞在で

生まれて初めて私達の存在のありがたみを

理解したっぽいびっくり

 

 

貴様、それに気付くのに17年も掛かるのかよ銃

 

 

 

注)9月24日の時点での見解であって

  また1週間後に筋力が戻って

  世界に私達の悪口を喚き始めるかは不明真顔

 

 

えぇ、そんな彼女を100%信用する程

私も野暮ではありませんよ。

 

 

それより何より

この「降参」とも思える態度に

私達への反抗心が無くなり

 

 

「こんな所にいられない、モロッコに戻ってやる!」

 

って意地すらなくなって

 

「死ぬまでコイツらにイタリアで面倒みてもらえばいいやちゅー

 

とか言い出したらどうしようガーン

って彼女の気が変わってしまう方が恐怖だよねアセアセ

 

 

 

しかし、今回の3ヶ月の拷問のようなモロッコ滞在で

相当酷い仕打ちを受け

初めてイタリアの私達の価値を学んだなんて

 

拷問にあった甲斐があったではないかウインク

 

 

 

私は義姉が一生学ぶことなく死んでいくのかと思っていたので

今回、現実を理解し、他人にまでその思いを漏らしていたというのが

何とも、意外な展開で驚いた。

 

 

こうなったら、もう、わだかまりなど無くなったではないか(あくまで現時点の話ね)。

 

 

 

だけど、納得行かないのは

息子の態度だよね。

 

 

この息子と嫁のアホアホ夫婦のお陰で

義姉が私達の事を認めたのは良かったけれど

彼の態度は許されない程酷いから、

神から罰せられるべきだと思うんだよね。

 

 

 

この金の亡者の息子が

母親からせしめた金を

奥さんにもあげずに外でパーッと使ってしまうから

奥さんも精神安定剤を飲んでいる程。

 

 

この男をどうにかしない事には

私達の物語は終わりにならないと思うワケ真顔

 

 

 

でも、もしかして

神からの報復が始まったかも?しれない

お知らせが入ってきたよ。

 

それについては、また明日♪