神職と神使〜狛犬から変態と呼ばれて〜 -9ページ目
最近、祝詞を唱える時に、
唱える言葉が、
文字のような…
絵のような…
形になって
空に昇っていくのが視えます。
どういうことなのか、
ライトに聞いてみました。
『ライト言ったよ。
神様は言葉を持たないって。
絵になって神様に伝わるんだよ。
昔の人は文字を持たなかった。
絵を描いてたでしょ。
壁画とか。
壁画は神様との対話の手段なんだよ』
『文字だって、
象形文字とか、
絵から生まれたものでしょ。
だから字を書くのもいいんだよ。
絵や字の上手い下手は関係ない。
心だよ。
だから綺麗な言葉を使ってね。
綺麗な言葉は、
字や絵になって神様に届くから』
壁画とか、
象形文字とか…
そんな意味があったとは。
目から鱗でした。
『ありがとう。
いただきます。
ごちそうさまでした。
綺麗な言葉で話してね』
ここのところ体調がイマイチでして、
更新がまちまちになってしまい
申し訳ありません。
気をつけているのですが、
夏は弱く、今朝も目が覚めた時から
頭痛と吐き気で
どこにも出かけられませんでした。
ライトやタルの
外での写真がなかなか撮れず、
楽しみにしてくださっていたら
申し訳ありません。
ライトはエアコンの効く部屋で、
毎日テレビを見て過ごしているのですが、
ニュースを見ていると
気が滅入ってくるようです。
『ライト、落ち込んできた。
番組変えるか、YouTubeにして』
とよく言われます。
昨日は、私が見たくて、
役所公司さんの八犬伝を見たのですが、
役所さん演じる滝沢馬琴さんの話と
馬琴さんの書いた物語が交錯するので
ライトには難しかったようです。
『ライト、よくわかんなかった。
ママ“八犬伝”って描いた人だれ?』
「滝沢馬琴さんだよ」
『ライト、知らないなぁ。
あ、でも、北斎さんは知ってるよ。
お空でもいつも絵を描いてた』
八犬伝の挿絵は、
葛飾北斎さんの門下生らしいですが、
元々、滝沢(曲亭)馬琴さんと
葛飾北斎さんはご友人らしいですね。
映画の主要人物としても
出てきてはいたのですが、
調べたら、同居もするほど仲良かったとか。
ライトは、
お空の世界では、
自分の島と、
それより下の島へは行けるので、
いろんな島へ遊びに行っていたようです。
小野篁さんとも
空の島で知り合ったと聞いていますが、
葛飾北斎さんも空の島で
絵を描いてるのを見かけたようです。
『お話はしてないから詳しくないんだけど、
いつ行っても絵を描いてるの』
空の上では
歴史に出てくるような人物と
出会うことがある。
興味深い話で、
ついつい、ライトに
いろいろ聞きたくなっちゃうんですよね。
ただ書けないような話も多いので、
書いても大丈夫な話を聞いたら、
また書きたいと思います。
本日の夕拝時、
神様に
「災害は嫌です。
みんなが無事に過ごせますように」
と祈りました。
その時に神様から
返事をいただいたのですが、
要約すると…
『自然は何も変わっておらぬ。
変わっておるのは人間じゃ。
木を切り山を削る。
暑さも水害も
人間が行ってきた当然の報い。
自然を壊し、
己の欲ばかりに走った結果が
災害となって表れておる』
木を切り山を削ったことで、
空気を綺麗にしている木々がなくなり、
暑くなる。
木がなくなったことで、
山の土を止める根がなくなり、
土砂災害となる。
水を堰き止めるものがなく、
川も増水する。
動物達も住まいや食べ物を奪われ、
里(町)に降りるしかなくなる。
災害級の暑さも、
水害も、
動物達の害も、
すべて人間が起こしてきたこと。
自然災害ではなく、もはや人災。
自然を大切に。
物を大切に。
生きとし生けるものを大切に。
与えた命を大切にせよ。
そのようなことを言われました。
祈っても祈っても足りない。
それでも祈るしかなく…
神様からのメッセージをかみしめ、
自然を、命を大切にしていきたいものです。
鹿児島に台風が上陸したそうですね。
明日の夕方にかけて
線状降水帯も発生する予報が出ているようで
九州の皆様大丈夫でしょうか。
昨日は東北でも線状降水帯も発生したとか。
いろんな地域で、
線状降水帯が発生し、
災害が起こってるようなので心配です。
ライトも心配していました。
『台風大丈夫ですか?
何事もないよう祈っています。
どうぞご無事で』
珍しいライトの生まれたままの姿。
UPしたと知ったら怒られそうなので
こっそり。
あと、お布団の上で暴れてるライトを。
日常のライトをお楽しみください。
それぞれ、神社には職階があります。
神職=宮司と思っている方も多いようで、
「宮司さん!」と
声かけされる方がいるのですが、
『宮司』というのは、その神社の長。
神職が2人以上いる神社は、
宮司1人と、禰宜(ねぎ)がいます。
禰宜、もしくは権禰宜(ごんねぎ)ですね。
宮司が一番上で、
大きな神社は権宮司がいることもあります。
権宮司がいるような神社は、
熱田神宮や出雲大社など、
限られた神社です。
禰宜は祢宜とも書き、
『神に祈る者』という意味があります。
上から、
宮司
権宮司
禰宜
権禰宜
出仕(しゅっし)
(伊勢の神宮は権禰宜と出仕の間に
宮掌(くじょう)主典(しゅてん)といった
階級もあります)
神職が1人しかいない神社では、
宮司しかいないですが、
2人以上いる神社は、
宮司以外の職階もあるので、
声かけする時はお気をつけください。

