秋の味覚が出始め、

美味しいものがたくさんで嬉しいですね。



夏バテで落ちた食欲も、

朝晩の涼しさで戻ってきて、

ついつい食べ過ぎてしまいそうです。



今日は梨を買ってきて、

神様にお供えしました。

ライトとタルにはまた明日。



ライトとタルは、

今日は秋刀魚を食べました。

私の分を分けただけなので、

少しではあるのですが大喜び。







秋刀魚の味の感想は、

またぽんちゃんに聞いてもらいますね。

秋刀魚は遅くとも

奈良時代には食べられていたようなので、

平安時代の食べ方も

教えてもらえるかもしれません。



平安時代の食べ物と言えば、

枕草子に『削り氷にあまづら入れて』

あまづらをかけた削り氷が

とても上品とありますが、

先日、テレビで、当時のやり方で

あまづらの削り氷を

作っているのを見ました。



テレビでは、

あまづらは、蔓草のツタを切り、

ブンブンと振り回して樹液を絞り出し、

火にかけ、水分を飛ばして

甘みを強めていました。



ライトに聞いてみたところ、

『氷はすっごく高価だったんだよ。

氷室まで取りに行くのは無理だし、

ライト、食べたことない。

でも、あまづらは知ってる。

ライト、ママに作ってたもん。

ママ、覚えてない?』



現時点では思い出してなく、

覚えてないことを伝えると、

ショボンとしてしまったので、

思い出したいなーと思います。

前世の記憶は、思い出したくて

思い出すものではないので、

出てくるかはわかりませんが。



『あまづらはね、

蔓草がなってるところを見つけたら、

そこに取りに行けばいいから作れるんだよ。

ライト、ママが喜ぶから作ってた』



「テレビみたいにブンブン回してたの?」



『うん。ナタ持って切りに行って、

ブンブン回して蜜を出すの』



「ライトも食べた?」



『ママのために作ってた。

作って食べさせてあげるとね、

ママ“ほう〜”って美味しいってするの。

ママが喜ぶのが嬉しくて、

がんばって作ってたんだー。

ほんの少ししか取れないんだよ。

ライトは“作ってる間に食べたよ”

ってママには言って、

“全部ママの分だよ”ってあげたの』



平安時代のライトの年齢を考えると、

現代の子供達は頼りない気がします。

そして、ライトの母親にイラッとする…あせる

ライト曰く、私の前世、らしいんですがあせる



『今の子は頼りないよね。

ねぇね達見てても、

昔の子のほうが逞しかったよ』



便利な世の中になった分、

人間は弱くなったのかもしれませんね。




ライト、現世では氷室の氷食べてるよ。