フィレンツェで暴れた若者たちに思う | 私のイタリア時間

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イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。



数日前、
フィレンツェのベッキオ宮殿の壁に
ペンキがぶち撒けられた。





「大人たちのせいで、自分たちには未来が無い…」だとか、
「環境が破壊されて、将来が望めない可哀想な若者たち…」を主張する
もっともらしい建前で
暴れまくる若者たちによるものだ。


彼らのことを「環境保護主義者」というらしい。

凄い名をつけるなぁ。
ものは言いよう。


テレビの前で
暴れている若者たちを垣間見て
その、あまりにも痛すぎる行動が
とうとう、フィレンツェにまでやってきてしまった…のかと
嘆くより他はない。


世の中が
どんな世界であったとしても、
この若者たちが持ち合わせる脳みそでは
明るい未来はなかろう。

自分たちの真理を行動に起こす事と
暴れて何かを破壊する事とは違う。

未来のために
破壊で主張するのでなく
何かもっと
世の中に有効であるものを作り出す事で
そのエネルギーを発散させる事ができないのならば
せめて、その力で
街の大掃除でもしてくれたら…
と思うのだけど。


大人も大人。
若者も若者。


これもひとつの
遺伝子なのかなぁ。




今日もありがとう!
⬇︎



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