フィレンツェで年に2回

開催される Pitti Uomo は、

紳士服系の展示会ということは知っているけれど、

実際の会場には伺った事がないがゆえ、

その情報源たるや

その日のニュース...ということになる。


毎年開催されているのだから

その年ごとにテーマや流行みたいなものがあるのかな???と

毎年参加されている人に聞けば、

「現実に着る服がベースであるから...」

という事だったけど、

ニュースみたいに

ある話題性を持たせるためには

何かそれらしいような風景を見つけては、

それっぽいインタビューなんかをしてみたりするようで、

ある時は、それがエコだったり、

ある時は、ユニセックスだったりと

それが本当のテーマだったりするのかは

知らないけれど

見ている方は

それなりに面白い。


ニュースというと、

ある程度の情報操作ってのもあり、

特に政治的な話や

環境問題といったような話になると、

見ている人にそう思わせるような

報道の仕方ってのがあるのは

ここイタリアにあっても

割と普通に展開しているのだけど、

それが

思ったようにはならないところが

イタリアにはある。


その原因は、

「街頭インタビュー」だ。


お喋りが好きなイタリア人。

自論は正論であると思っている。


ゆえに、

マイクを向けられたら、

自分の思うことを話すことに

なんの躊躇もないわけで、

それが時に

欲しい回答とは

全く異質の答えとなったりする。


画面は、ピッティの会場の入場の様子から

あるブースの展示をアップで映す。

綺麗に並べられたネクタイは、

ひとつひとつ花のローズのように巻かれ

それから、

ピンク系の衣服を撮らえる。


「あなたにとって、ローズ色は何ですか?」


インタビュアーがそう言って、

会場にいた、ある人にマイクを向けた。


「ローズ... 僕には〜 ローズ色は、僕にとっての「黒」や「白」と同じで〜 云々...  


完全に

聞く人を間違った。


見ていて、そう思った。


そうじゃない何かを

多分

インタビュアーは聞きたかった筈だった。


朝の一番に撮ったインタビューを

昼のニュースで流さなくてはならないとなると

編集している時間もなかったのかもしれない。


インタビューは、そのまま

ニュースで報道されていた。


報道側は、

あ いたたた...な内容だけど、

そんなイタリアが

私は結構好きだったりする。



こんなイタリアも好きですが。。。


思惑なんかとは

違うところで生きている人たち。


多分、私も

そっちに入るのかもしれない...

なんて思ったりする。





⬇︎今日もありがとう!


最後までお付き合い、どうもありがとうございます。