アイデンティティカードを作りに行ってきた 1 | 私のイタリア時間

私のイタリア時間

イタリアに住みはじめて、20年もの月日が経ちました。
イタリアでの何気ない日々。流れる時間の中で起こる、ふとした出来事や思い。
このブログでは、そんな日常を1枚の写真と共に書き綴っています。




その日は、役所に行く日だった。




アイデンティティカードを電子化するために
約束の時間に間に合うように
家を出る。


役所か…

どうも気が重い。
イタリア名物「たらい回しの刑」には
あいたくないものだ。

私が予約した場所は、
家から歩いて15分くらいのところにあった。

リベルタ広場の先にある大きな所の方が
良かったのかもしれないが、
そこまで辿り着くのに
何とも不便な地の利にある。

だから、出張所みたいな感じの
近場にある方を予約したのだ。

携帯のナビを片手に、
トボトボと辿り着くと、
予約時間より10分ほど早い時間だった。

予約した時には
その時間しか空きがなかった割に
誰も居ない。

用もないのに、予約する輩が居るのだろうか。

イタリアという国は、
時々、理解しかねる。


受付のおばちゃんの手が空いたので
聞いてみよう。


「あの…予約した者ですが…」



つづく。





今日もありがとう!
⬇︎



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最後までお付き合い、どうもありがとうございます。