少し効いてる抗がん剤
今日は母の血液検査の日
いい血液が増えないけど
悪いものも増えてない
いいこと
だな
回診の時に
先生が詳しく教えてくれる
と、連絡がきたあと
連絡が来ない…
不安に包まれるけど
聞くこともできない
怖くて…
息子の部屋の掃除をすると
すごく汚い
息子は捨てていいものと
そうでないものがわからないらしい
大事な書類と
食べ終わったピザの箱が
一緒になってる
私がここを引き上げたあと
大丈夫だろうか…
今後
どのようにして
息子の世話をしていけば良いのか
いい加減
仕事もして
収入を得ないと
生活が出来なくなる…
母を優先
息子を優先
わからなくなる
母は
自分のために
私の生活がダメになるのを嫌がっている
でも
余命
そんなに長くない
息子は
部屋が多少汚くても
かなり汚くても
本人に困り感はないから
なんとかなるだろう
じゃあ、どうする?
夢を見た
わんこたちがいない夜は
朝までぐっすり眠れる
と言っても
4時間で目は覚めるのだが
夢の中で
私はひとりぼっちだった
母はもういないんだと
絶望の気持ちでいた
目が覚めて
いつかそうなるんだと思い
涙が溢れた
子供の頃から
ホームシックになる子だった
あの状態は
今思うと
パニック発作のような感じだ
恐怖感に包まれる
だから
宿泊を伴う行事が大嫌いだった
宿泊学習、修学旅行
そんな弱い私を見てか
母は私を泊まりの研修に
何度も参加させた
その度に
恐怖感に襲われ
夜が来るのが怖かった
大人になり
薬を服用していることもあり
あの恐怖感からは
解放されたけど
昨日の夢は
それを思い出すような
夢だった
母からのLINE
「あとはよろしくね」
聞きたくないよ、そんな言葉
「オッケー」
明るいスタンプで返した
「頑張るけど」
と、返ってきた
まだまだ支えられている
支えられるようにならないと…

