日々を暮らしていれば、どうしてもストレスはたまるものです。
暑い寒い、疲れた眠い、空腹だ喉が渇いたなど、生理的なものも当然ありますが、やはり避けられないのが人間関係において感じるネガティブさから来るストレスです。
一番悩まされるものと言ってもいいかも知れません。
そこで、感情の「吝嗇家」になることをご提案します。
吝嗇家とは、平たく言えばケチんぼうのことです。
ケチだなんて言ってしまうと何だか身も蓋もない感じがするので、少し気取って吝嗇と言ってみました。
そう、感情をつまらないことに使わないように気をつけていくといいと思うのです。
自分にとってどうでもいい人やモノ、事柄などに対して、自らの大事な感情を使ってしまうなんて、もったいないと思いませんか？
感情も有限で、決して湯水のごとく湧いて来るものではないのです。
特にネガティブな思いを感じると、ものすごくすり減るものです。
そこで吝嗇になることが大事なんです。
今日は苦手な人に会うことが決まっていたら、事前に感情を眠らせて、いちいちその人の言葉や表情に反応しないようにするくらいの心掛けはしても損はないです。
そして感情は、もっとよきことに使いたいもの。
素敵な人との会話や、名著や名作、名曲に贅沢に注ぐほうが掛け値なしに豊かです。
すると当然、メンタルも常に健全でいられるでしょう。
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