「まったく脚が開きません」
「足指をこれまで意識していなかったです」
「いつの間にか手が後ろで組めなくなくなりました」
姿勢改善のレッスンでは
いろいろな動きをやってもらいますが
みなさん、“初めて動かしました”
というような表情や言葉が出てきます。
（とっても簡単な動きなんです＾＾）
どの方も、毎日仕事や家事などで
忙しく過ごしていると思うんですよね。
仕事場では長時間
座りっぱなしや立ちっぱなし、
同じ姿勢でパソコンをしている人も多いです。
けれど、どんなに忙しくても
自分の体を守るのは自分
でしかないんですよね。
体が変われば心も変わる
姿勢と肌のトータルビューティー
アドバイザー侑子(yuko)です
先日のレッスン中に、
「頭で考えると動きがぎこちなくなりますね」
とお話しされた生徒さん。
そうなんですよね
人間は頭が良いがゆえに
理論的に考え始めますが
そうすると本来の
使う部分の筋肉を動かす
ということが難しくなってきます。
『考えて動かす』
ということは
毎日の日常生活で
筋肉を全部使ってあげれてない
ということに繋がるんですね。
日々、動かしていると
頭で考えてなくても
体は自然と動いていくものです。
特に40代以降の人は
筋肉や関節など
使う部分と使わない部分が
どんどん顕著に現れてきます。
たとえば、
首を横に回してみてください。
軽く振り向けますか。
（痛みやつっぱり感はありませんか）
頭を後ろに倒してみてください
痛みなく倒せますか。
肩や腕、腰は回せますか。
また、立ってみましょう。
手を上にあげて
思いっきり伸びをし
脚は地面の下を押すように
下へ下へ伸びるイメージでやると
手がいつも以上に伸びていませんか。
次は、座ってみましょう。
脚を前に投げ出したとき
膝が伸びずに上に飛び出してませんか。
では、膝の後ろを床に
押し付けてみてください。
おそらく、太ももにグッと
力が入るかと思います。
座るとは
太ももの力だったんですね。
（無意識に座ってる人が多いと思うんですね）
このようなちょっとした
動きをするだけで
使っている筋肉と
使われていない筋肉が分かります。
レッスンで簡単な動きを
いろいろやってもらうのは
“今の体の使い方”を知るためです。
そして、
「体を使うことに意識を向ける」
ことをやっていくんですね。
そしてこのこと自体が
体操となるのです！
私たちの生活は
どんどん体全体を使う
機会が少なくなっています。
自分で意識して動かさないと
体は老化していきます。
若くても使わなければ
体は固まってくるんですよね。
「頭で考えると動きがぎこちなくなる」
とお話しされた生徒さん。
それに気づいたこと自体が
「自分の体に意識を向ける」
一歩となっていますよ。
いくつの方でも
体を育てることはできます！
「年だから」
「もう遅い」
そんなことありませんよ＾＾
自分の体に意識を向けて
どんどん眠っていた筋肉を
目覚めさせて年齢とともに
元気に動く体を目指していきましょう！
