子育てや人間関係に悩み
不安と自己嫌悪の毎日から
自分も家族もご機嫌な人生に


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生きづらさを手放して
自分らしさを手に入れる
しあわせになる
こころの仕組み


[神奈川/全国]
けづかゆうこ

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♦︎こころエデュケーショナルサポート所属
♦︎心理カウンセラー


イライラから解放され
自分も子どもも笑顔に変わる

『ディープマスター講座』講師

 

 

前回は父とのことをお話しました。

怒鳴っている思い出しかなく

怖いと言う気持ちに蓋をして

こころを固くしている子どもでした。

⬇️


 


今回から

母とのことを

書いていきたいと思います。



 

口うるさい祖母と

毎日のように

怒鳴り散らす父と暮らしていた母。

 

 

いつも険しい顔で

それでいてどこか悲しそうで

母の楽しそうにしている姿や

思いきり笑っている姿を

見たことはありませんでした。

 

 

 

 

物心がついたころには

母は

家から逃げるように

休みの日にも働きに出るように・・・

 

 


子どもながらに

母が大変なことがわかっていた私は

いじわるな祖母と

無関心な父のいる家に残されても

 

 

「行かないで…」

 

 

その言葉を飲み込んで

仕事に向かう母の車を

見えなくなるまで

窓から眺めていました。

 

 

両親の争いは

日に日に激しくなり

父との生活に絶えられなくなった母が

荷物をまとめて出ていくことも

ありました。

 

 

「お母さん、どこ行くの!」

 

 

必死で追いかけても

 

 

「一緒に連れていけないの。

 早く家に戻りなさい。」

 

 

追いかける私を振り切って

行ってしまった母。

 

 

 

幼い私は

お金もなく

追いかける方法も分かりません。

 

 

 

泣きながら家に戻ると

祖母も父も

何事も無かったように過ごしていて

母が居なくなったことに誰も触れず

泣いている私に声をかけることもしない。

 

 

どこに行ったのか

いつ帰ってくるのかも分からず

 

 

「私が悪い子だったからかな…」

「もう戻って来ないんじゃないか…」

 

 

そんな事を考えながら

母が帰ってくる数日の間は

本当に不安で不安で・・・

 

 


この出来事から

 

「また居なくなるかもしれない」

「いい子にしていなくちゃ」

 

 

そう考えるようになっていきました。

 

 


成長するにつれ

母との関係は

私から

「子どもらしさ」を奪っていくことに…




次回に続きます




お読みいただき

ありがとうございましたニコニコ