子育てや人間関係に悩み
不安と自己嫌悪の毎日から
自分も家族もご機嫌な人生に


あなたの人生は
あなたのもの


生きづらさを手放して
自分らしさを手に入れる
しあわせになる
こころの仕組み


[神奈川/全国]
けづかゆうこ

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♦︎こころエデュケーショナルサポート所属
♦︎心理カウンセラー


イライラから解放され
自分も子どもも笑顔に変わる

『ディープマスター講座』講師

 

 

父方の祖母

父と母

一歳上の兄が暮らす家に

二番目の子どもとして生まれた私。

 

 

お転婆で

ヘソを曲げると

ほっぺたをプゥーッと膨らませて

わがままを言えるような

「子どもらしい子ども」

でした。

 


幼稚園に上がるころまでは・・・


 

 

 

 

家や子どものことには興味がなく

家族と交わることをしなかった父。

 

 

文句ばかりで

気分によって兄か私の

自分の言うことを聞く方だけを

可愛がる祖母。

 

 

そんな家庭の中で

母と兄と私は

いつも3人で過ごしていて

家族揃っての団欒は

ほとんど記憶にありません。

 


 

気性が荒く

自分勝手で

人を見下し

自分が偉いと思っていた父は



気に入らないことがあると

兄や私の前でも

気の済むまで母を罵る人でした。

 

 


3人でのんびりしていると

いきなり部屋のドアを

バーン!!と

勢いよく開けて

大声で怒鳴り散らし

部屋に戻っていく。

 

 

「やっと終わった…」

 

 

ホッとしたのも束の間

また思い出したかのように部屋に来て

怒鳴り散らしては戻る…の繰り返し。

 

 

母は、兄と私を

庇うわけでも

守るわけでもなく

黙ったままで

何かしてもらった記憶はありません。

 

 

鬼の様な形相で

怒鳴り散らす父に

小さい私は

「もうやめて!!」

そう言うことも

逃げることもできずにいました。

 

 


怖いという思いに触れないように

ギュッと身体に力を入れながら

嵐が過ぎ去るのを

ただただ

じっと耐えるしかなかったのです。

 

 

 

 

でも次の日になると

何事も無かったように

普通の生活に戻っていて

 

 

小さい私には

何が起こったのか

何が原因なのかわからない。

怖かった気持ちにも

誰も触れてくれない。



ドアを開ける音

玄関の鍵の開く音

日常のほんの小さな音にも

「お父さんが怒鳴りに来るかも…」

と敏感に反応して



不安と緊張で

家庭の中に

安心や安全を

感じることができませんでした。

 



そんな

ピリピリした空気の中で過ごすうち



「私何か悪いことしたかな…」

「今日の機嫌はどうなのかな…」

 

 

いつ

何がきっかけで

怒り出すかわからない父の



顔色を伺ったり

機嫌を取ったり

ビクビクしながら

毎日を過ごすようになっていきました。

 

 


私の孤独で生きづらい暗黒時代は

父だけの影響で作られたわけでは

ありませんでした。

 

 

母との関係は

私のこころに

更に暗い影を落としていくことに・・・。

 

 

次回に続きます。