先日、東京家政大学で開催された
『保育の質を考えあうシンポジウム
子どもの未来につながる0歳児保育の質』
ナースリールーム(保育室)の見学で、
布おもちゃ以外にも、たくさん布の環境を取り入れ、
温かい家庭的な雰囲気が作られていました。
布おもちゃの紹介は、こちらのページで。
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天井から提げられた、毛糸の花のモチーフ。
仰向けでネンネの態勢でいることの多い赤ちゃんには、
天井からのアイテムも重要ですね。
ゆらゆら動くものを目で追うのは、赤ちゃんにとって、大事な遊びの一つです。
抱っこやおんぶされながら、
手を伸ばして触ってみることのできる位置にあるおもちゃというのも、大切です。
壁には、羊毛フェルトで描かれたタペストリー。
色画用紙の壁面飾りとはちがった、
立体感と温かみのあるタペストリーです。
レゴブロッグは、段ボール箱に花柄の布を貼ったおもちゃ箱に入っていました。
紙製の箱に布を貼ると、ボンドと布で、とても丈夫になりますね。
もちろん、見た目も、とっても可愛らしい!
個人の持ち物エリア。
各自のマークが、フェルトのアップリケで作られています。
お名前刺しゅうも入っています。
卒園式のビデオを見せていただきましたが、園児の胸に、このアップリケがついていました。
一つ一つ手作りするのは、初めは手のかかることですが、
3年後、卒園のプレゼントになると思うと、思い出深いものになりますね。
トイレの前には、明るい雰囲気のパッチワークののれん。
トイレに行くのが楽しくなるような工夫ですね。
便器の前にも、キルティングのアップリケが飾られていました。
観葉植物が置かれていたり、温かい雰囲気の場所です。
どうしても、トイレは、冷たい感じになりがちですが、
とっても居心地が良さそうです。
ナースリールームは、50年にわたって、0歳児からの保育に取り組んでこられたところです。
妥協なく、赤ちゃんたちのために、あらゆるところに心配りされているのがわかりました。
これだけの環境は、思いつきや、短期間に整えられるものではありません。
長年の積み重ねと、スタッフの「大切なもの」に対する、共通認識があってこそのものだなあと強く感じました。
「布育®普及協会」では、
「布おもちゃのある保育室」を拡げたいと、
これから、具体的に取り組んでいきますが、
今回のナースリールームの見学とシンポジウムは、
本当に勉強になったし、励みにもなりました。
布のおもちゃや環境は、とても可愛らしいものですが、
単なる見た目の可愛さだけでなく、
赤ちゃん・子どもたちの生活や成長や遊びのためになる
「布おもちゃのある保育室」のあり方を考えていきたいと思いました。







【予約受付中】
日時: 2月23日(木) 10:30~11:30
会場: 静岡市こどもクリエイティブタウン「ま・あ・る」
対象: 1歳半~3歳のお子様(親子参加)
お申込み:054-367-4320 「ま・あ・る」へ
詳細は 「ま・あ・る」HPへ
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日時: 3月16日(木) 10:30~11:30
会場: 静岡市こどもクリエイティブタウン「ま・あ・る」
対象: 1歳半~3歳のお子様(親子参加)
お申込み: 2月15日(水)必着 「ま・あ・る」へ往復はがきで
詳細は 「ま・あ・る」HPへ





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★ わとと・あおぞら ★
※ 対象:0~3歳0か月のお子さんの保護者(妊婦さん可)
場所: 静岡市駿河区
日時: 月2回 不定期 10:30~12:00
(次回: 2月20日(月) 3月8日(水))

★西ケ谷資源循環体験プラザ「しずもーる西ケ谷」★
場所: 静岡市葵区西ケ谷清掃工場 敷地内
日時: 月2回 金曜日 10:00~12:00
(次回: 2月10日 24日(金))











