リュ・ジュンヨルが百想で主演男優賞受賞した「梟」
ずっと観たかった~っ!!!いつもの事ながら近場では観られませんよっ!!
私の韓国映画の御用達の隣県、群馬県高崎市にあるシネマテークたかさきで今回も
上映っ!!
これは土日バイトが終わったらソッコー行こうと思っていたら・・・たまたま2月は映画が豊作だよね~なんてこまさんと話していた時に何とっ!!
「梟」一緒に観ようと言っていただき~更に高崎まで来てくれるとっ!!!
その日は常に時間を気にしながらの品出しっ!!
定時にバイト上がりソッコー着替えて車へ~!
4時から起きてるので保険でレッドブルを飲みながら峠をぶっ飛ばす!!
途中こまさんからピコーンと連絡入りアクセル踏み込む私(フィクションです
)
何故ってそれはこまさんが高崎駅に着いた時にお迎えしたかったから
そうっ!「新しき世界」でチョンチョンを空港に迎えに行くジャソンみたいに!!
こまさんの新幹線到着までに何とか到着したかったけど無理だった~っ
こまさん駅到着から遅れる事何分か・・・無事パーキングに車を停め映画館へ向かうと
ピコーン!映画館着きました!
見えたわ見えたわっ!撮影するこまさんが!!
声をかけずにまずは撮影っ
見慣れたこの映画館に誰かと一緒に来る日があるなんてっ
夢の様だわよ~っ!入口で今日もグッドジョブのこまさん自撮り棒で記念撮影っ!!
駅のお迎えで掲げたかった熱烈歓迎っ!!のスローガンと共に
そして今回映画後にランチしようって事でこまさんが何ともレトロな喫茶店を見つけてくれて
映画館から徒歩圏内のコンパルへ向かうっ!!
おお〜っ!!これはホントに昭和漂う〜っ!
今回のドレスコードは”レトロ“
古着のコートで行ったらこまさんも襟大きめ
おまけにポッケも大きいから「別れる決心」ごっこも出来そうと言っていたので思わず目薬持参しました
柄ワンピで行くと聞いていたので私はサスペンダーでおじパンツ。
店内はお花が沢山いけられてました!
味のあるマスター。野菜にフルーツまで乗ってる懐かしい味のナポリタン!
近くの席のカップルでない初対面らしき男女の会話に耳をそば立てながらレトロ喫茶店満喫しましたっ!!
遠路はるばる来てくれて有難うっ!!!
自撮り棒くん今回も有難う!
何事も素早いこまさん、爆走して家に着いたら直後にもうブログ書きあげてるっ
「梟」
20022年 監督:アン・テジン
盲人だが優れた針術実力を持ったキョンス(リュ・ジュンヨル)は、オウィ(御医)イ・ヒョンイク(チェ・ムソン)にその才能を認められて宮殿に入る。
病の弟のために、ギョンスは人には言えない秘密を抱えて宮廷で働いている。
その頃、人質として清国に引っ張られて行ったソヒョン(昭顕)セジャ(世子)(キム・ソンチョル)が、8年ぶりに帰国して、インジョ(仁祖)(ユ・ヘジン)は、息子への嬉しさもしばらく、正体が分からない不安感に包まれる。
ある夜、彼は王の子の死を目撃してしまい、恐ろしくおぞましい真実に直面する。 追われる身となったギョンスは狂気が迫る中、闇の中で謎めいた死の真相に迫ろうとする。
チョン・ギョンス リュ・ジュンヨル
盲人鍼術師 内医院(ネイウォン)
今回の役を演じるにあたって東洋医学の専門医から鍼の指導を受けたと言う
ジュンヨル。その完璧な手の動きと目の動き
見えていない演技って大変だったと思うわ~目で演技出来ないって事だもんね。
1人を演じて違う表情を見せるジュンヨルに大満足っ!!
インジョ ユ・ヘジン
朝鮮大16代王
さすがのヘジンさんの演技。
今回いつものコミカル封印。
それって白頭山のマブリーみたいに得意技見せない奴。
顔の表情筋まで細部にわたってぐいぐい演じてましたっ
イ・ヒョンイク チェ・ムソン
御医 内医院(ネイウォン)
ジュンヨルとムソンさんって言うとなんか嬉しい並びだったわ~
思い出すよね’88
ムソンさん演じる御医に実力認められて宮中に入る事出来るギョンスなのよね~
チェ大監 チョ・ソンハ
領議政(ヨンウィジョン)
ここにも居たよっ!ぐっさん!!
「魅惑の人」の時代だよね。そして同じ様な役まわり
ぐっさんは本当に史劇が似合うよ。
マンシク パク・ミョンフン
御医 内医院
ミョンフンさん初史劇だったらしいわ。
確かにっ!ちょっとお顔が濃すぎてさ~史劇向きじゃ無い様な
なんたって中華街のお面顔だから
ギョンスの事を気遣ってくれて宮中で生きて行く術を教えてくれるの
良い人で良かったよ~っ!!
ソヒョン キム・ソンチョル
世子 インジョの息子
ポプチャ~っ!いい役だったよね~
笑顔も素敵だったな。
史劇で見るあのクジャクの羽の飾りついてる帽子も髭も似合ってた!
ソヨン チョ氏 アン・ウンジン
インジョの後宮
ミナ先生から想像もつかない冷たい顔だった~
清から王の息子が戻って来る事に不安を隠せないのよね。
カン嬪 チョ・ユンソ
世子の夫人
出たよっ!サムダルリのお酢女!
あの野心家の憎らしいパワハラでっち上げ女ね!
なんと今回夫婦揃って清の人質になっていたとは・・・
何としても夫の不審死の謎を、真実を知りたい。
病弱の弟と二人暮らしのギョンスはその鍼の腕を御医見込まれて宮中へ
給料が良いからと喜んで行くギョンスなんだけどね、弟の病気を治す為に
でも幼い弟置いて行くから割と見ている間、大丈夫なのか?弟って気になったわ~
先輩御医のマンシクに宮中で生き残る術なんかを教えられながらも内医院の仕事をこなしていく
ギョンス。
マンシク役のミョンフンさんが今回お笑い担当降りてるヘジンさんに代わって華を添えてましたっ!!
目の見えないギョンスにとって聴覚が人より際立っていたんだと思うんだけど
それが見ている側にもしっかりと伝わって来る音の表現も素晴らしかった。
その頃、清に人質に取られていた世子と世子嬪が戻って来る。
これ「魅惑の人」では王の弟、チョ・ジョンソクが人質になってたよね~
この映画では王の子が妻と一緒に清へ。
8年間も行ってたらしくその息子は親の顔を知らずに育っていてここで感動の再会。
この息子の存在が活きてきますよ~っ!!
鍼の腕前が認められているギョンスは世子が咳が出るからと治療に向かわされるの。
この背中に鍼刺す治療の時の背中が空いてる所見たらアナタ!
「毒戦2」のあの痛々しい背中丸出しスンウォンさん思い出してしょ~がなかったわ!!
ギョンスは腕が良いのですぐに世子にも気に入られ、ここである秘密を共有する事になって
信頼関係が増すのよね。このくだり凄く好きでしたっ
王のヘジンさんは今回はちょっとした動きからでもコミカル溢れ出すいつもの感じは完全に
封印してたんだけど~っ!!
何なの?これわざと??みたいな変な声に笑うっ
あんだって??って言いそうな声なのよ~っ!!
志村けんなの?と思って見てたわ!
世子の治療のシーンで真っ先に「王になった男」のビョンホンのこのシーン思い出したよね~
やっぱりこの時も鍼だった~っ!顔にも刺してたわ~
世子のこのシーンで上裸で横たわるポプチャを見て離れ乳だったかも・・・と又余計な事を
ランチに行く道でこまさんに告げた私
暗がりの中での世子の死
その薄暗い中での御医イ・ヒョンイクとギョンスのやり取り
ジュンヨルの演技が光りまくってました
この辺りからはハラハラドキドキ、あ~っ!!ありがち、こうなっちゃいますよね~と
もう固唾をのんで見入る展開。
明と暗でのギョンスの動きその違いは序盤の少しオドオドした表情から後半の高揚感溢れる
堂々とした感じと同じくらいその対比が楽しめました。
宮中で生きて行く為には見ないふりが大事と言われその通りに行動していたギョンス
前半と後半では全く違う顔のリュ・ジュンヨル見せられて満足感が押し寄せまくり~
これ「警官の血」のウシク現象みたいだったわ!!
息もつかずに最後までギョンスと一緒に完走した感じ。
最初から心を掴んで離さない展開、ややこしくないミステリーと心配していた怖さは
ほぼ無く誰もが見やすいストーリーかと思います。
見終わって何なの?これ凄いっ!!と思えた作品を1人じゃなく一緒に観る人が居て更に
コーフンが倍増でした。
私の”シネマテークたかさき”史上最高の人に入りも納得っ!!