こんにちは。

『花は咲く、修羅の如く』
キャラクターの心情が
とても丁寧に描かれていて
こういうアニメは
大好きです‼️
今回は 第3話
原作コミック

これまでの記事
第3話 夢とお泊まり
第3話から
顧問の先生が登場します
ちょっと個性的だけど
全部見透かして
芯をとらえた言葉に
ぞくっとする
素敵な先生
吉祥寺(きちじょうじ)先生
『君ら
放送部なんて
ほっぽって
演劇部入らへん?』
とか言う先生。
おもしろい。
でも結局言いたいのは
『演技だけやりたいなら
君らの居場所
ここちゃうよって。』
つまりは
放送部として
本気でやるからな
みたいな意味があって。
遠回しに言うけれども
芯をついている。
かっこいいね。
さて
今回は
花菜の心情から
『人は自分の気持ちに嘘をつく』
勝ちたいって思わない
ただ楽しいだけで読みたい
それに対して
吉祥寺先生は
『ホンマに本心やったらやけど』
もう全て見えているかのような言葉
瑞希も花菜の言葉は
本心ではないと気づき
家に泊まらないかと誘います。
瑞希との時間によって
ゆっくりと
花菜の
隠されていた本心が
出てきました。
人の本心って
すぐに出てこない。
色々話しているうちに
深く深くなっていき
本心にたどり着く。
花菜が
『薄頼先輩はどうして
全国へ行きたいって
思えたんですか?』
それに対して
瑞希は
すぐに答えずに
『どういう意味だ?』
と問い直しています。
質問する意図を聞くことで
その下にある
気持ちを話させようとしたんですね。
すると
花菜が
話しはじめます。
はじめは
表面的な気持ち
『みんなと読むのが楽しい』
そして
少しずつそれにまつわる
気持ちも出てくる
『けど
みんな勝つとか負ける
とか言ってて
それがわからない
というか…』
比べられるのも
競い合うのも
なんだか怖くて…
私みんなと同じに
なれる気がしないんです』
『好きになれないんです。
私が、私を…』
モヤっとしていたものが
少しずつ言語化していくことで
ほどかれて
競うのが怖い
自分が自分を好きになれない
って部分まで
でてきた
瑞希は
初めて吉祥寺先生の朗読を聞いた時に
衝撃を受けた時の話をします
『声だけで
こんなやべえことできんだって
わたしも
こんなふうになりてえ』
これはきっと
西園寺 修羅(さいおんじ しゅら)
の朗読を初めて聞いた時の花菜と
重なったんじゃないかな
だからね
花菜は
心の中では
朗読に憧れて
私もやりたいってなってるはず
けど
怖いんだよね。
黙っている花菜に
瑞希は言います。
『私はこの本がすげえ好きなんだよ。
どうしたらたらもっと
伝わるか
どうしたらもっと
聞こえるか
ずっと考えてる
花奈は何を考えてる?
勝ちたいって気持ちがないと
ダメなやつって思われる?
ただ楽しむだけじゃダメ?』
『勝ちたくないなんてうそだろ
負けるのが怖いからって
自分の気持ちを
なかったことにすんな』
『だって私には朗読しかないんです!
みんなとは違って…
私にはこれしかなかったから
もしこれで
ダメなやつって思われたら
私、本当に何もない!』
自分が好きじゃなくて
自分に自信がないくとなおさら
人からの目が気になる
人からダメって思われたくないが
強くなる
『じゃあダメなやつと
思わせないよう
頑張ればいい
何もないなんていうなよ
あたしはお前の才能に
惚れたのに』
と瑞希の想いを伝えます
花奈は
負けるのが怖いから
勝ちたくない、とか
ただ楽しみたい、とか
言ってたんですね。
本心は
頑張りたい‼️
こうやって
何かをやろうとすると
怖さが出てきて
本当はやりたくない、とか
本当は頑張りたくない、って
自分の気持ちに嘘ついて
逃げてしまうことって
よくある。
本当はどうしたいのか
自分は分かってるのに
怖いから
気づかないふりをする。
自分の嘘を見抜くこつは
心がモヤモヤした時が
嘘をついている時かも
何を感じてる?
何を恐れている?
どうなるのが怖い?
本当はどうなりたい?
本当はどうしたい?
こうやって自分に
問うことで
本心に気づけます。
少しずつ
自分の気持ちに沿って
生きていこうとする花菜ちゃん
アニメで見るとなんだか
弱々しくて
イライラしちゃうけど
リアルな高校生を描いていると思います。
いやーー‼️
おもしろい‼️
続きが楽しみです‼️
最後までお読みくださり
ありがとうございました‼️