ある家族の話を聞く機会がありました。
すっごく簡単に書くと
娘さん(50代)
と
そのお母さんの関係が
メチャクチャこじれてしまってる話。
お母さんは昔からああだった
こうだったと
ことあるごとにお母さんを罵倒する
という話。
虐待されてたとか
何かひどい扱いを受けてたとかいう
わけではなく
ごくごく一般的な普通の家庭です。
だからこそ、まわりの反応は
そんな年老いたお母さんになんで…?
という感じなのだけど、
私にはその娘さんの心の叫びが聞こえてくる
気がしました。
(かといってそのお母さんが悪いとかは
まったく思いませんが。)
どこでどうすれ違ってしまったのかは
わからないけど。
インナーチャイルドなのですよね。
自分はお母さんに愛されてない
もっと私のこと見て
私のこと愛して
って
子どもの頃のその人が叫んでるのが
見える気がしました。
(なんだか、ぎゅーって
ハグしてあげたくなった)
「自分は愛されてない」っていう
悲しみが熟成されて
どうしようもない怒りになって
お母さんへの攻撃という形で
出てしまってるのだと思います。
これって、まわりから見て
幸せそうだとかどうだとかは
まったく関係ないのです。
その人(子ども)の主観で
愛されてない
と思ってしまったことが原因。
私にもそんな経験があったから
とってもよくわかります。
私は母への攻撃ではなくて
自分への否定感として出てましたが。
そんなインナーチャイルドを癒して
今はもうすっかり楽になって
母とも仲良しだけど、
でも、渦中にあるときの気持ちは
本当によーくわかります。
そんなときに、どうか
正論で自分を裁かないで
って思います。
親には感謝しないといけない
親とは仲良くしないといけない
親子は仲良くいるのが理想
それはもちろん理想かもしれないけど、
でも、その枠にはまることのできない自分を
責めないでって思います。
まず大事にしてほしいのは
「子どもの頃の自分はこう感じた」
それを認めてあげることです。
どんなことを思ってても
どんなことを感じてても
いいんです。
その気持ちを押さえ込んでしまったから、
ずっと苦しかったんですよね。
まずはその気持ちを認めて
気持ちに居場所を作ってあげて。
感謝できないときは
無理に感謝しなくていいと私は思ってます。
そのうち自然と感謝できるように
なるかもしれないし、
仮に一生できなかったとしても
実は何にも問題ないのでは?
(ちょっと難しい話かもしれませんが、、
親に感謝しないといけないと思ってて
それができないから問題だと思ってる。
でもそれを問題だと捉えなければ
問題は問題ではなくなるのですよね。)
それよりも何よりも大切なのは
自分が自分らしく幸せに生きることです。
子どもの頃こう思ってたな
あのときこう感じてたな
そんな気持ちにまずは
優しく寄り添ってあげてくださいね
これも大切!
子どもの頃に演じてた役割をやめる
これも参考に♪