多くの人は自分と他人を比較して、自分の居場所を確かめようとします。
たとえば人と比べる事によって、自分がどれほどの実力か確かめたり、不満を持ったり、満足したりするのです。
しかし必要以上に人と比較して物事を考えるのは致命的な習慣とも言えるでしょう。
なぜなら幸せというのは他人との比較の中にはなく、自分自身の心の中にあるからです。
他人と比較すると幸せの基準を見失う。
それなのに人は常に他人と比較をしたがる。
そしてその他人との比較には終わりがない。
自分より実力のある人ばかり見て頑張っても、さらに自分より上の人がいるものです。
そうしてどんどん上を目指していくうちに、永遠に満足できない自分を知ることになるのです。
実際に年収が高く生活も豊かなはずなのに、「全然、満足できない」と言う人だっているでしょう。
そういった人たちというのは、常に何かに“嫉妬”していたりします。
常に自分より上の人を見て嫉妬し、人と比較する事により自分で不幸になっているのです。
人と比較して生きても幸せにはなれない。
本当に満足した毎日を送りたいなら、人との比較を立ち切る勇気が必要です。
だから他人と比較して幸不幸を決めるのではなく、まずは自分に与えられているものに感謝してみよう。
だって“幸せ”というのはささいな事にも感謝し、今の自分に満足できる人のものなのだから。