現実に起きる出来事すべてに「結果」があるが、「結果」には必ず「原因」があるものだ。
僕たちの人生はある法則に従って創造されている。
ジェームス・アレンはそれを「原因と結果の法則」と言った。
あなたの心の中の思いがあなたを創り、僕の心の中の思いが僕を創っている。
そう、「思い」が人生を創っているのだ。
「思い」とは内側にある「原因」である。
外側に現れる結果はすべて内側の「原因」によって創られているのだ。
だからもしあなたが自分をとりまく環境を変えたいなら、まずは内側にある「思い」を変えなければならない。
なぜなら「原因」は自分の「思い」にあり、この原因を変えなければ結果も変わらないからだ。
人生はすべて原因と結果の繰り返しだ。
すべての結果には必ず原因があり、原因の結果はない。
だから大切なのは過去でも未来でもなく、現在(いま)なのだ。
すばらしい未来を生きたいと思うのならば、変えるべきは現在(いま)の思考なのだ。
現在、あなたが何を思うかで、あなたの現在が変わり、未来も変わってくる。
もしあなたが自分が望む結果を出したいと思うのならば、その目標に向けて「思い」を集中させ続ける事だ。
心は抱いているモノを引き寄せる。
これは何も「思い続けていれば夢が叶う」という事ではない。
自分の思いを妄想の上にただ漂わせるだけではなく、明確な目標に集中して達成を目指す姿勢が大切なのだ。
だから常に自分の「思い」がどこに向いているかを意識して、自分をより良い方向へと導いていこう。
「原因」が変われば「結果」も変わるし、「思い」が変われば「現実」も変わるのだから。