どんな「結果」にも必ず「原因」があり、その「原因」の多くは自分自身にある。
しかし「原因」のすべてが自分にあるのではない。
たとえば、あなたが朝起きて窓の外を見ると、雨が降っていたとする。
その雨を見て「あぁ、雨か…。なんか憂うつだな」と思うのはあなたの心の問題だけど、「天気そのもの」についてはあなたに責任はない。
だって、ただ雨が降っているだけだから。
そう、天気によってどんな服を着るかは自分の責任だが、天気そのものに責任を持つ必要はない。
雨が降っているのはあなたのせいじゃないんだ。
あなたの職場の上司が無能だとしても、それにあなたの責任はない。
しかしその上司の元で働き続けるかどうかや、その上司への接し方に関しては、あなた自身に責任があるのだ。
だからどうにもできない事はほっといて、自分で選択できる事に責任を持てばいい。
天気に対してどう思うかやどのように過ごすかは自分で自由に選択できるのだから。