先日YouTubeにアップした親子講演会の時にもお話しさせてもらったのですが、「自分で考えて行動する事」って凄く大切な事だと思います。
なぜなら、そうする事によって主体性が養われるからです。
講演会でも話しましたが、僕が小学5年生の時に「自ら考え行動する子」という言葉が黒板の上に貼られていました。
僕はこの言葉を「自分がどうしたいか?何をしたいかを考えて責任を持って行動する」と解釈しましたが、何をやっても怒られてばかりだったのです。
しかし、周りの子たちを観察してみると褒められている子もいました。
僕は「自分とその子の何が違うのか?」を考えてみたのです。
するとある事がわかりました。
それは何かと言うと、僕が「自分の気持ちに従って行動していた」のに対して、褒められている子たちは「親や先生、大人たちが何をしたら喜ぶか?何をすれば褒めてくれるかを考えて行動していた」のです。
つまりこの「自ら考え行動する子」という言葉の真意は、「周りの大人が何をすれば喜ぶかを考えて行動する子になれ」という意味だったわけです。
それを知って僕はガッカリしました。
僕はこのような教育では主体性を養う為の教育になっているとは思えないな、と感じています。
やがて多くの子どもたちは大人になってからも上司や先輩の喜ぶ行動をするようになり、自分らしさを失ってしまうでしょう。
詳しくは動画にアップしていますので良かったら観てみてくださいね。