人間生きていると楽しい事もあれば、
時にはイヤな事だってある。
うれしい事ばかりじゃない。
ツラい気持ちになる時もあるし、
悲しんだり、傷つく事だってある。
でも傷ついた分だけ、
人に優しくもなれるし、
ツラさを乗り越え、
幸せに行き着く事だってある。
そう考えたら人生には
喜びや楽しさだけじゃなく、
ツラさも悲しみも必要なのだろう。
すべてがあるのが人生だ。
雨の日があるからこそ、
晴れの日の暖かさが感じられるように、
冬の厳しい寒さを乗り越える事で、
春に開放感を感じる事もできる。
晴れの日しか愛せないのなら、それは
自然を愛しているとは言えない。
それは自分の都合を愛しているだけだ。
自然を愛するというのは
晴れの日だけじゃなく、
雨の日も曇りの日も嵐の日だって、
すべてをありのままに受け入れる事だ。
それは人生に対しても同じである。
何もかもうまくいく日ばかりじゃない。
思うようにいかない日だってあるだろう。
しかしそれも受け入れていこう。
そして思うようにならない他人も、
思うようにならない自分だって!
でも、それがなかなか
むずかしいんだよなぁ・・・。
すべてをありのままに受け入れる心。
それは熱くもなく、冷たくもなく、
ただ自然に相手を思いやれる
陽だまりのようなものかもしれない。