人は「あれもやれる。これもやれる」
と思っている時ほど何もできず、
時間がない時ほどできるものだ。
これはとても不思議な話だが、
集中力は自由な時より、
制限のある状態の時のほうが高まる。
つまり
「今日は取り組む時間がいっぱいある」
と思っている状態ほど集中できず、
無駄に時間を浪費してしまうのだ。
だから集中力を高める為には、
アレもコレもやろうとしないで、
“やる事”を決めて、
他の事は“やらない”事だ。
そして、ひとつの事にフォーカスしよう。
そもそも「集中する」とは、
何かひとつに焦点を当てる事だ。
だから「これをやる」と決めたら、
「他の事はしない」と決めよう。
そうすれば集中力は「やる」事だけに使われ、
無駄な時間を過ごす事もなくなる。
たったひとつの事に集中する事で、
過去や未来に惑われず、
「今この瞬間を生きる」事ができるのだ。
行動すると「やる気」もでる。
「これだけをやる」と決める事で、
それ以外の事を考えなくて済むから、
迷いもなくなり、最大限の力を発揮できるだろう。
だから、あれもこれもやろうとしないで、
ひとつの事だけに集中しよう。
人はやる気が起こるから行動するのではなく、
行動するからこそ、やる気がでるのだから。