テレビじゃ言えない | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

ビートたけし著「テレビじゃ言えない」
を読みました。
 


テレビの自主規制がどんどん厳しくなり、
「本当に言いたい事が言えない」事に
イライラしているたけしさんが、
放送コード完全無視で書いた一冊です。
 
毒全開で暴論、下ネタ何でもありですが、
これがなかなか的を射ていてオモシロい!
 
世の中の常識と言われているものを疑い、
違った視点で見てみるヒントになる本でした。

 
ゲス不倫で話題になったベッキーや、
経歴詐称で出演番組すべてを失った
ショーンK(ショーン・マクアードル川上)
 
こういうスキャンダルに対しても、
「ひどい!」と怒って一気に退場に追い込む
そんな寛容さがまったくない日本社会にも言及し、
「一億総自主規制社会だ」と言います。
 
 
たった一回の失敗も許されない社会。
 
 
それは本当に生きにくい社会であり、
そんな社会では何かに挑戦すらできず、
それこそ「一億総活躍」どころではない。
 
そもそもこの「一億総活躍社会」という言葉も、
かなり無茶な言葉だと思いますね。

 
待機児童問題や貧困問題など、
誰もが活躍する社会とする為の基盤も作れずに、
国のために国民に活躍しろという政治家たち。
 
働いて税収が増えなくて困るのは、
国民ではなく政治家たちです。
 
生活保護などの社会保障に頼るなと言いながら、
自分たちはその税収入で甘い汁を吸っている。
 
 
それに気づかない国民もヤバいですね。
 
 
ビートたけしさん著「テレビじゃ言えない」では、
こういった“タブー”にもどんどん踏み込み、
笑いながら読める部分がたくさんありました。
 
大橋巨泉さんとのオモシロ話や、
高倉健さんとの思い出などは、
ほわっとした気持ちになりました。
 
この本を読んで僕が思ったのは、せっかく僕も
インターネットを使って配信しているんだから、
もっとタブーに踏み込んでいこうかなって事です。
 
考えてみると今の日本は偽善と矛盾だらけで、
それにツッコミを入れる人は少数です。
 
どうせなら、社会の嘘に従って生きるより、
楽しみながらツッコミを入れる人でありたいですね。

 
って事で、これからはちょくちょくとそんな部分も、
コラムで書いていきたいと思っています(^^♪
 

 
ビートたけし著「テレビじゃ言えない」