「変わりたい」と言いながら、
いつまでも変わろうとしない人がいる。
「変わりたい。変わりたい」
と口では言いながら、
変われないと嘆くだけの人がいる。
ではなぜ「変わりたい」と言いながら、
その人はいつまでも変われないのか？
それは、その人自身が「変わらない」と
決断しているからです。
変化は待っていても訪れません。
人間には恒常性（こうじょうせい）
というものがあります。
生物や鉱物がその内部環境を一定の状態に
保ち続けようとする力の事です。
これは英語では、
Homeostasis（ホメオスタシス）
と言われています。
僕たちは体温をなるべく一定に保ち続け、
なるべく安定した状態で過ごしています。
なぜなら、今日と昨日、明日と明後日とで
急激に体温が変化してしまっては、
健康状態を維持する事ができないからです。
だから恒常性は生きていく上で、
とても重要な要素でもあります。
そして生活の中にも恒常性はあります。
安定した生活、安定したパターンは、
今まで通りを維持すればいいだけです。
今まで通りだから、別に緊張や
不安を感じる必要もありません。
しかし新しい事へチャレンジするには、
必ず緊張や不安がつきまといます。
新しく何かを始めると失敗もするし、
バカにされる事や恥をかく事もあります。
だから人は変化を嫌います。
しかし自ら変わろうとしない者には、
永遠に変化は訪れません。
だからチャレンジャーは安定を求めず、
常に変化の中に飛び込んでいくのです。
その中に不安や緊張がある事を知りながらも、
自らを少しずつ変化させ、成長していく為に！
あなたも思い出してください。
新しく何かが出来た時の事を思い出せば、
誰もが不安と緊張の連続だったはずです。
それでも「変わりたい」と思う勇気が、
新たな自分への一歩へと繋がったのです。
だから「変わりたい」と言いながら、
自分に変わらない決断を下すのではなく、
自らその変化への一歩を踏みだそう。
あなたの心の持ち方次第で、
あなたはこれから何度でも
変化する事ができるのだから。
変化を楽しもうぜ(^O^)