僕たちはカニじゃない | 中村幸也オフィシャルブログ「自由に生きるのに遠慮はいらない!」

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2018年6月に妻と子ども4人を連れて大阪から沖縄に移住してきた自由人。心理カウンセラー。「あきらめる勇気」の著者。『元不登校YouTuberゆたぼん』のパパ!

「カニ理論」と言われている
オモシロい話がある。
 
鍋の中にカニが一匹いるとする。
 
そのカニは一匹だけなら、
鍋から脱出する事が可能だ。
 
しかしその鍋にたくさんのカニを入れると、
どのカニも脱出する事ができなくなるという。
 
 
なぜか?
 
 
それは一匹のカニが脱出しようとすると、
他のカニが足を引っ張ってしまうからだ。
 
お互いに足を引っ張りあってしまうので、
結局どのカニも脱出する事はできなくなる。
 
でも、これは何もカニに限った話ではない。
悲しい事にこの話は「人間」でもあてはまる。
 
誰かが何かをしようとすると、
誰かが足を引っ張ろうとする。
 
誰かが何かすると誰かがそれを批判し、
「正義の刃」で裁こうとする。
 
 
そうして互いに足を引っ張り合っているのだ。
 
 
日本では「出る杭は打たれる」なんて言葉もある。
だからなるべく人と同じように装って過ごす。
 
そうなると当たり障りのない行動しかできなくなり、
単調で個性がない集団になってしまうのだ。
 
しかし勘違いしてはいけない。
僕たちは「カニ」ではない。
 
自分がしたい事に思いきって挑戦する事もできるし、
たとえ批判されても自分の道を進む事だってできるのだ。
 
誰かがあなたの足を引っ張ってきたとしても、
あなたはあなたらしく生きる事ができる。
 
 
そう、バケツから脱出する事は可能なのだ。
 
 
現代ではネットなどを見ても
多くの人が互いに足を引っ張り合っている。
 
しかし僕たちはその中でも、
どのように生きるかの選択はできるのだ。
 
どうせなら、足を引っ張りあうのはやめて、
新しい世界へと進んでいこう。
 
みんな同じでなくて構わない。
それぞれが互いの違いを認め合おうよ。
 
 
だって僕たちはカニではないのだから。
 

僕たちはカニではない