人間というのは
「状況が変わってみなければわからない」
という事が往々にしてある。
だから考え方が変わるというのは、
まったくもっておかしな話ではない。
むしろ問題なのは正しいと信じてきた事が、
「やっぱりどうもおかしかった」と気づきながらも、
「自分が間違っているはずがない」と思ってしまう事だ。
昨日の常識と今日の常識は違う。
昨日の常識は今日には非常識になり、
今日の常識は明日には非常識になる。
常識というのが時代の変化と共に移ろい
変わっていくように、
人の考え方も固定された絶対的なモノではない。
僕たちの考え方というのは常に、
社会などの状況の影響下にある。
だから状況が変われば考え方が変化するのも、
むしろ自然な事と言えるだろう。
もちろん、あまりにもコロコロと考え方が変わり、
何の反省もなく生きるのはどうかと思う。
しかし過去の思考に縛られ続けて生きるのは、
心によい考え方とは言えない。
もっと柔軟な姿勢で生きた方がいい。
ダーウィンは言った。
「唯一生き残るのは変化できる者である」と。
強い者が生き残るとは限らない。
賢い者が生き残るとも限らない。
そう、変化に柔軟に対応できる者こそが、
自らを変化させながら生き抜いていけるのだ。
だから時には常識を疑おう。
世の中の大多数が言う常識というのは、
もしかしたら昨日までの常識かもしれない。
そうやって一見もっともらしく聞こえる事を
一度考え直してみるのもいいと思う。
ちょっと違う考え方をしてみるだけで、
見えてくる事がたくさんあるはずだから。
時には常識を疑って、
自分の思考を柔軟に変化させていこうぜ！