僕たちには変える事ができるものと、
変える事ができないものがあります。
自分が変化させたいと思うものが、
変える事ができるものならば、
それを変える勇気を持てばいいでしょう。
しかし変える事ができないものについては、
変える事ができないと諦める勇気を持つ必要があります。
そこで大切なのが“肯定的に諦める事”です。
世の中にはどうしたって変える事ができない事があります。
たとえば過去に起きた出来事そのものは変えられませんし、
他人を自分の思うように変える事もできません。
それなのに過去の出来事をなかった事にしようとしたり、
他人を変えようとしても辛く苦しくなるだけでしょう。
だから変えられないもんは変えられないと肯定的に諦め、
変える事ができるものを自分で変えていったほうがいい。
生きていく上で何が自分の力で変えられるもので、
何が変えられないかを見極める事はとても大切です。
激しい川の流れの中では流れに逆らいジタバタするより、
諦めて身を任せたほうが浮かぶ確率は高くなります。
だから、どうにもならない事への執着は捨てましょう。
たとえどうにもならない9割の事は諦めても、
残った1割を諦めずに進んでいけばいいのだから。