「人生は苦なり」
お釈迦さまはそう言った。
キリスト教でも人は生きている事は原罪だと言われ、
人は罪の中で生きていると言われている。
確かに生きていると楽しい事ばかりじゃない。
思いどおりにいかない事や苦しいと思う事は、
僕にだっていっぱいあります。
でもそれも“修行”だとしたら、
どうせなら楽しみながら修行したいですね。
苦難を乗り越える時にも苦しそうな顔で乗り越えるより、
どうせなら笑って乗り越えてやりたいと僕は思う。
もちろんそれはカンタンな事ではないのだけど…
多くの人は「苦しみがなくなる事こそが
幸せになる事なのだ」と考えてしまいがちです。
しかし苦しみの中にだって幸せのタネはあります。
だからと言って苦しみの先にあるのが必ず幸せだとは限りません。
その先に何があるか、僕にはわからない。誰にもわからない。
その先にある景色は生きてみないと見えないのだから…。
苦しみから逃れて「幸せになりたいから」と死を選ぶ人がいますが、
今をしっかりと生きなかった人は死んでも幸せになれないと僕は思う。
時には周囲の人がみんな幸せそうに見える時もあるかもしれない。
そんな時、自分だけが不幸で苦しんでいるように思えるものだ。
でも誰もがそれぞれの課題や悩みを抱えて必死で生きています。
どんなに幸せそうに見える人にだって、
その人にしかわからない“苦しみ”があるのです。
そう“苦しみがなくなる事”が“幸せになる事”じゃない。
苦しみの中で生きながらも幸せを感じる事はできる。
逆に苦しみがなくなる事で感じられなくなる幸せもあるかもしれない。
あなたも過去を振り返ってみて「苦しかった」と思っていた事が
「楽しかった」と気づけた事があるのではないでしょうか?
そう、そんなふうに苦しみが幸せに感じる事もあれば、
苦しみの先に幸せを見つける事もあるのです。
だから、たとえ苦しくても今を生きよう。
その苦しみがやがて、
幸せに輝いて見える日が来ると信じて…。
力を抜いて、生きていきましょう!
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