自家製リコッタと仔羊の肩肉 9月の料理講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

9月の講座は楽しいアミューズでスタート!

 

ついでに買ったピンク色のジャガイモ🥔

ポテサラにしたら、ぼんやりピンクでちょっとがっかり😔

そこで、揚げてみたら、なんともキュートな色になりました🩷

 

今月の料理教室のアミューズは

【イワシのフリット・ニース風】

バジルは飾りではなくて、

一緒に口に入れると、イワシ🐟がぐんと美味しいのです。

 

それまで緊張されていたかもしれない方も、

アミューズでホット気持ちがほぐれて、

楽しい食事のスタートです。

 

 

 

【白とうもろこしで、ブランマンジェ】

 

夏の終わりに、白とうもろこしで、

「白い食べ物🟰ブラン・マンジェ」を作ってみました。初夏にチャリティディナーで食べたのが、とても美味しかったので!

 

蒸して牛乳とミキサーにかけ、ゼラチンを入れただけで、とても甘くて美味しいブランマンジェが出来上がります。

 

レッスンでは、「甘み」には何が合うのか?を考えてみることにしました。

まずはベーコンを乾かしてパウダーに。つまり「塩味」で、これはもう脳内調理でも、合うことがわかります。

 

「辛味」は、青唐辛子のペーストで。

なかなかに辛い🥵

 

ライムの皮をすりおろし、オイルに香りを移してみたら、これがとてもよく合うように感じます。

酸味というより、「柑橘の香り」

 

胡椒は? 悪くないけど、特別には、です🤔

 

みなさんの意見は、

お皿の上で、青唐辛子にライムオイルを混ぜて添えたのが、とてもよかった、とのこと。

柚子胡椒のライムバージョンといったところでしょうか😋

 

あ、ゴボウ! これもまた合って、おもしろい経験でした。

 

 

 

【自家製リコッタと桃の前菜】

 

リコッタを手作りしてみました。

 

ヨーグルトを水切りして乳清を落とし、

牛乳に加えて加熱。

すぐに浮いてくるので、すくって完成です。

(料理通信に載ってた方法で!)

 

わぁ〜なんか楽しい😊 ふんわりした甘みがあります。

リコッタはよく桃と生ハムとあわせますが、やってみたら、

やっぱり美味しい!

合うことを実感です。

 

バジル🌿のオイル、レモンのマーマレードを添えて完成。

夏の終わりの美味でした。

桃ももう終わってしまいましたが、また来年!

 

【仔羊肩肉のコンフィ、セージの香りで】

ずっと前にエコール・アラン・デュカスの料理教室に参加したときに習った料理のレシピを引っ張り出してきました。

 

セージの葉っぱをたくさん使った仔羊肩肉の簡単煮込みです。

2時間以上オーブンに入れると、もうホロホロ!

こんな感じ。

 

添えはそのときは大麦。

そういえば講座のテーマは「シンプルで健康的な料理」でした。

フランス料理にこんなふうに穀類が登場したことに、びっくりしたことを覚えています。へえ、これが健康的と称される所以か!と。

 

いまやお皿にさまざまな穀類、大麦、蕎麦、玄米、キヌア、アマランサスなどなどが乗るのは当たり前のこと。

日付を見たら2010年11月です。

時代はどんどん移り変わるものですね。

 

今回はブルグールの丸麦タイプを使いました。挽き割りは使ったことがありますが、丸いタイプは初めて!(カルディで買いました)

パスタ用のセモリナの丸麦を湯通しして乾燥させてあるようです。

プチプチして面白かったです。

 

 

 

デザートは

【フロマージュブランとぶどう】

フロマージュ・ブランが大好きです。

発酵させ、熟成させていないフレッシュチーズで、料理にもお菓子にも使います。

 

季節なので、ぶどうと合わせてみましょう!

泡立てた生クリームを合わせ

 

ぶどうはロゼワイン🍷でマリネ

ロゼのライム🍋‍🟩のソルベも添えて。

 

最後はバラ紅茶を散らしたチュイルで完成。

まだまだ暑い9月の初秋のデザートでした😋