2日目のアミューズは
【ひよこ豆のディップ、フムス】
今回のフランス家庭のお総菜シリーズではフムスを作りました。
フムスは世界のベジタリアンにも愛され、バリエーションがある「ひよこ豆のディップ」ですが、フランスではレバノンのがスタンダードと聞きました。歴史的な背景があって、フランスではレバノン料理が多いのです。
ひよこ豆を一晩水に浸け、
茹でて、潰し
茹で汁に、ゴマ油、ゴマペースト(本当はタヒーナというソース)、にんにく少しをすりおろして混ぜたら出来上がり!
バリエーションとして、コリアンダー(パクチー)とカイエンヌペッパーを混ぜたものも➃
ピタパンを添えるものですが、なかったので、厚めのパンを添えたら・・合わないこと、合わないこと! ちょっとびっくり。やっぱり次回はちゃんとピタパンを焼いてみようと思っています。
【ピサラディエール】
玉ねぎタルト、ピサラディエールpissaladière は、南仏ニースの名物で、あたりのパン屋さんに行けば、ずらっと並んでいます。
パン生地を伸ばし、
炒めた玉ねぎ🧅、
アンチョビ
ニースオリーブを
こんなふうに並べて
焼きます😋
ピサラディエールはニースに程近いイタリア🇮🇹のピザ🍕から来た名前…
ではなくて、ピサラpissalatという魚醤に由来するそうですが、いまはもうほぼほぼないみたい🤔
食べてみたいなぁ😆
アレンジ形として、
フルーツ🍅、ルッコラ、生ハムバージョンも作ってみました。
【仔羊のペルシヤード】
仔羊のカレ(骨付き背肉)をローストして
ペルシヤード(ペルシ🟰パセリ🌿)をマスタードで貼り付けて
もう一回オーブンへ。
優しく火を入れて
ロゼに焼き上げたら出来上がり!
骨からソースを作って添えます。
大変なのは、背骨を落とすこと😩
通常の授業では、私が先に落としてしまいますが、認定講座はやっぱりみなさんに自分でやってもらわねば!
ということで、しばし格闘です。
焼き上げの色は
「ロゼ」一択。
なかなか大変な一日でしたが、
「楽しかったです〜」
と生徒さん。
大物料理は、出来上がるとなかなかの達成感!
一つできることが増えるのは、嬉しいことです❤️
こちらは生徒さんの力作集!
【ビスキュイ・ド・ランスで作ったシャルロット】
Charlotte aux framboises aux bisucuits roses de Reims
シャンパーニュ地方ランスの名物ビスキュイ・ド・ランスは、ピンク色でかさかさっとしたビスキュイのこと。シャンパンに浸して食べることになっています。
普通に食べる分には、「さしておいしくもない・・」などとちょっと悪口を言う私ですが、でもこのお菓子を作るときには「どうしてもこれが要る。欲しい!」状態になってしまいます。
シャルロット型にフランボワーズのムースを流して、ビスキュイをはり、フランボワーズを飾ったら出来上がり!
授業では、「このビスキュイがないと再現できない」では困るので、ビスキュイ・キュイエールとセルクルで作る方法と、「ビスキュイ・ド・ランス」を焼くための型もあるよ、なんて説明をしました。
さて今回も、本当に暑い中、お疲れ様でした!!