フォレノワール講座にて 2月のお菓子基礎講座 | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

今年もフォレノワール。

2月は私にとってはやっぱりフォレノワール!

 

写真を撮り忘れたのか、ないので、

生徒さんで!

 

ココアのジョノワーズを焼いて、

生クリームでデコレーションして、

さらにチョコレートのテンパリング

と少しだけ大変な授業です。

 

マスケに至っては、

「息ができない!」

と生徒さん。終わったころには、少々お疲れ気味でした。

 

 

でも達成感もいっぱい口笛

どきどきしながらテンパリングに挑戦され、

みなさん、きれいにできました!!

 

思い思いのデザインでチョコレートを飾り、

お持ち帰りになりました照れ

よかった〜!

 

フランスでは白く生クリームですぽんと覆ったケーキは

ほぼこのフォレノワールだけですが、

日本ではお誕生日にお祝いにと、なにかと大事なのが

デコレーションケーキです。

 

このデコレーションケーキの「角」を出すことが

日本のショートケーキのあり方としてはとても大事なことだと、

かつて辻調出身の方に教わりました。

そのときについてもらって、集中的に練習しました。

 

美しくデコレーションするための方法論はじつにたくさんあり、

フランス的にさらさらっと(=大きいスパチュラでそれなりに)

というわけにはいきません。

 

ケーキ台や専用のスパチュラなど

技術も道具も、必要な場所(=日本)でこそいっそう発達するのだとつくづく感心します。

 

みなさんもきれいに角をだせるようになるので、

私は口にも軽い42%くらいの生クリームでやりますが、

 

もっとピンピンに出すためには47%の2回塗りが必要!

でも、私はこれで充分かと思っています。