ココナツを割ってみる | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

オマールのココナツカレーのために買ったココナツの実

割ったはいいものの(生徒さんが苦労して割ってくれたもの)、この後どうしたものかと思っていました。

(右上の角バットの透明な液体がココナツジュース)

 

何気なくフランス語の先生に「ものすっごく大変だった(私じゃないけど爆  笑)」と話したら、

 

「え、簡単だよ。1分」

 

な、な、なんと

「穴が3つあって、そこにワインオープナーで穴を開けたら、ジュースはすぐ出るよ」

 

えー、もっと早く知りたかった!

(写真を忘れましたが、もとは木と繋がっていたと思われる部分に3つの穴の痕跡があり、わりと楽にワインオープナーがささり、超簡単に中のココナツジュースが出てきました)

 

ついでに、中の白い実も取り出したい。

「包丁で、たたく」

と言って、動画を探して見せてくれました。

 

あんなに固い木質なのに、牛刀の背で水平にがんがん叩いたら、ぱかっと割れるよう。

 

これはすぐにやってみたい!

たまたまラインでココナツのことを話題にしていたら、生徒さんが、「やりたい!」と金槌持参で来てくれました。

 





細かく切って、水を加えて粉砕

 






絞ったら、出来上がり!!

ふんわりとしたココナツ風味で、なかなかおいしかったです。

 

 

 

楽しい体験でした。この絞りカスはいま乾かしています。

いずれコンゴレを作るつもり。

 

ちなみに

「ココナツの実が頭に落ちてきて亡くなる人は、世界で年間150人ほど」だそうです。びっくり