5月の製菓基礎講座は、オンラインで開催しました。
初めてのことに、もうドキドキです。
私のスマホでの配信だったので、たぶんそうとうに画面は見にくかったハズ。いつもの授業よりもかなり準備をしました。
内容は3月から伸びていた焼き菓子講座第1弾です。
マドレーヌ2種とガトー・ブルトンに、バレ・ブルトン
途中、どなたかのお家から、
カァ〜、カァ〜
とカラスが鳴き、しばらくすると
トントントントンという音が!
(誰か大根を刻んで、お味噌汁でも作ってる!?)と思いながら、私はマドレーヌを作りました。
つまり講習中はミュートにしておくべきことを知らずにスタートしてしまったため、参加者の方の音を拾ってしまっていたのでした。トントントントンは大根ではなく、メモを取る音だったようです。
その度に、スマホでの参加の方は、私の手許でなく、音のする人の画像を大写しにしてしまうようです。
ともかく、パレ・ブルトン、りんごのカトルカール、そして、マドレーヌを仕込み、背景や歴史、材料に型の説明など、てんやわんやながら、カメラに向かってやりました。
いろいろ写真も準備していたのに、ほとんど紹介できないまま。
でも、こんなものでしょう。
マドレーヌが焼けて、焼き立てすぐの熱々もおいしいのですよ、と説明しつつ、あああ、これをみんなで今すぐ食べられたら、どんなにかよかったのに〜〜!!と残念な思いです。
料理やお菓子系のオンラインはどうしてもこの点だけはどうにもなりません。
終わってみて、みなさんに、「楽しかったですよ。あっという間だった」などと言っていただけて、本当にほっとしました。
自分では全くもって、全容がつかめないのです。まずまず退屈せずに見ていただけたのかどうか、表情を見つつなどという余裕もなかったので、胸をなで下ろしました。
もちろん課題もたくさん。
でも終わった後すぐにみなさんより、ミュートの件も画面の件も、こんなカメラを買ったほうがいい、資料の共有についてなど、あっという間に情報が寄せられて、あっという間に次への方向性が見えてきました。
大変でしたけれど、ちょっと楽しかったのも事実。
参加されなかったから頂いたメールで、今のコロナだけでなく、出かけられない状態の方はほかにもある(たとえば妊娠・出産、お子さんが小さい、介護、病気や怪我、海外に居住)と改めて知り、やっぱりこの先なんとかやってみたいとも思い始めています。
ご参加くださった皆様
最初の一歩、私には大きな一歩を一緒に踏み出してくださって、本当にありがとうございました。とても感謝しています!