今年もほんとうにたくさんの方からシュトレンを頂戴しました。日々温かい思いに触れながら、おいしくいただきました。
分けっこをしながら、あれがおいしい、こっちも捨てがたいと他愛ない話をしながら、お茶の時間を楽しみました。
お裾分けも含めて、一挙ご紹介。
今年の1本目2本目はたま木亭玉木潤さんのカソナードシュトレンと黒豆シュトレン。これはすでにご紹介済み。
3本目は高山「トランブルー」
外側がかりっとしていて、ナッツとオレンジピールが印象的な味わい。下のほうが詰まって見えましたが、食べ口はまったくそのようなことはなく、とてもおいしく頂きました。予約してようやく手に入れられたものをお持ちくださる方があり、ありがたいことです。
4つめはお裾分けのノリエット(世田谷区)
かさっと軽めのおいしさ。
5つめ、松戸「ツォップ」
生地の食感、スパイスの利かせ方、ドライフルーツの風味などなど、これぞシュトレン!という感じ。
6つめ、神戸元町「ピエール・ブランシュ」
試食でいただいてとてもおいしくて、注文しました。
(こんなにたくさんのシュトレンを毎年いただいていながら、じつのところ、生まれて初めて自分で買いました。みなさま、ほんとにどうもありがとう!と、実感しました)
甘くて、バニラ的な魅惑的な香りに包まれています。
7つめ、ブロートハイム(世田谷区)明石さんが送ってくださいました。
宝箱がやってきた! の気分です。ロデヴにヒマワリの種入りライ麦パン、オリーヴ入りロデヴも。
ロデヴがおいしいのはもちろんですが、このオリーヴ入りは絶品。この旨味はどこから来るのでしょう!
ヒマワリの種パンは中毒性があります。いただいた夜からずっと朝晩朝晩食べ続け、満腹でもちょっと一囓りせずにいられず。
シュトレン、今年はいただいてからずっと冷蔵庫に入れ(要冷蔵だったので)、昨日食べました。とてもレッシュなおいしさで、
あきらかに、常温保存したときよりも好みの味でした。酸化臭が嫌いな私には必須だと気づかされた出来事。
8つめ、横浜ベッカライ徳多朗の徳永久美子さんが送ってくださいました。
生地をばたん、ばたんと折りたたんだ感じがそのままで、興味深いお姿。
いちじくと黒ポピーシード入りで、少し個性的な風味があります。
一緒にマサラティブレンドが添えられてるという、うれしいお心遣い。
ビター!?
と思って飲んでみると、ほんとに喉がびりびりするような辛さが! そこで1つを何倍のカップに薄めて飲んでみると、なるほどこれはシュトレンに好く合います! ムースケーキではなくて、シュトレンです。ほんとに素晴らしい相性でした。
ただ教室期間中ばたばた忙しくて、結局誰にもこのお茶を添えてきちんとシュトレンを出せなかったのですが、
「あのお茶、今飲みたいですよね」
とアシスタントのさっちゃん。
「ほんとよね〜、今飲みたい!」
二人して、ああ、残念とシュトレンをくわえてうなだれました。これもまたちょっと中毒性があるようです。
9番目はお裾分け。元ブーランジュリータケウチ、いま「生瀬ヒュッテ」
貴腐ワインの何からしいのですが、ノーマルにおいしいシュトレンでした。
10番目、ドイツ「ハイネマン」お取り寄せのお裾分け
かなり大きくて背が高い感じです。見掛けの通り、大らかなおいしさ! 中のマジパンにはビターアーモンド香ありで、素晴らしいです。
お店ではなくて、個人の名人よりのお手製のシュトレンがさらに2本。
これはまだ頂いていませんが、お正月に実家での予定。
みなさま、幸せのお菓子をほんとうにどうもありがとうございました。何度も何度も大人数で分け合いながら、いただけたこと、今年もとても感謝の思いです!
おまけ:今年のパネトーネ
最初は仁瓶さんのラボで頂いたイタリアのパネトーネから!
赤穂さくらぐみの「ショーショー」今年から発売だそうです。
触った感じも食べた食感も、日本のパンをちょっと彷彿とさせます。
3つめは明石さんのパネトーネ、4つめは愛知県の名人のパネトーネ。パネトーネ好きの私には、にんまりするような贈り物続きでした。こちらもどうもありがとうございました!!