5月の料理連続講座にて タコ登場! | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

そろそろ生のトウモロコシがでてきました。

そのフレッシュな甘味が私は大好きです。前菜にすることにしました。

 

コーンを蒸して粒をこそげ、軽いスフレの様な生地を作りました。食感はシブーストクリームを想定して。

上にはクレソンの花やイタリアンパセリを乗せ、緑色のソースはスーパーフードのモリンガを加えています。

ふわっとした食感に続いて甘味が口中に広がります。

「うわぁ、おいしい!」という歓声が上がり、

うふふ。

 

さて続くもう一つの前菜はタコです。

タコのドーブ poulpe en daube

新玉ねぎの薬味をのせて

 

うちでタコが登場するのは、もしかしたら初かも。

フランスではあまりタコは食べない・・・と長く理解していましたが、年々パリのマルシェで見掛ける率が高くなり、今やどこのマルシェでも必ず1匹くらいは見掛けるようになりました。レストランにも登場し、サラダにも使われます。

 

フランスでは地中海沿岸でのみ食べられてきたものが、最近は食のグローバル化(?)でパリでも普通になってきたのかもしれません。(お菓子も同じで、地方のものがパリでも普通に買えるようになってきましたし)

というわけで私も作ってみました。トマトやフォン、白ワインとと、エスプレット唐辛子を入れて、ぴりっとした煮込みが出来上がりました。

簡単なのに、なんだかとてもおいしくて、

「家ですぐ作る!」と言って下さった方も続出しました。

これは各お家の自慢の味になりそう!