ぶるんぶるん 舌平目のフォン | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

アペリティフ講座で使った舌平目(フランス産)の骨が残っていたので、もったいないなあと思い、何気なくフォンを取っておきました。

翌日冷蔵庫を開けてみて、

びっくり。

 

ゆらすと相当に、ぶるんぶるんです。

この粘着度は、たとえていうならこんにゃくゼリーの手前くらい。

魚の出汁はfumet de poissonはゼラチン質の多い舌平目で取るのが一番とされているのですが、なるほどなあ、さもありなんと納得しました。

 

日本の舌平目や平目でももちろんよいフォンは取れますが、ここまでの濃度は初めてです。

 

適当にやったので、「ちょっと水が多いかな、まあいいや、ちょっとくらい薄くても・・・」くらいの意識でした。でも出来上がりは、まったく逆。

コラーゲンいっぱいな感じです。身もしっかり弾力があって、我彼の違いを感じます。