フランスのルバーブで 4月の料理連続講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

4月の料理連続講座は、うさぎのミニスープでスタート

先月使ったうさぎ。

「そのまま骨を捨ててしまうのはもったいないですよ」

と生徒さんがおっしゃり、そういえばこの前テリアン先生はうさぎの出汁でコンソメにしていらしたことを思い出しました。そこですぐにフォンを取り、冷凍しておきました。

鶏とは随分違った風味の、濃いフォンが取れます。

野菜を入れて、ミニスープに。

捨てないで、よかった!

 

さて前菜1は鰹のライムマリネ

先日静岡で鰹のお刺身をご馳走になりました。「新鮮でおいしいよ」と。

口に入れた瞬間に「あれ、今食べたの、何だったっけ!?」と思ったほど、あっさり。一切の臭みなく、驚きました。

 

これなら、マリネにできる!

というわけで、作ってみました。ライムで香りをつけ、周りには生クリームとエシャロットで作ったソース。鰹に生クリームってものすごく合わなさそうですが、とても合いました。

かつおっぽい風味は、血合いや脂に近い皮の部分に多くあるようで、今の時期のものなら、赤身だけにしてしまえば、驚くほどあっさりと上品です。

 

高知的な、にんにく、しょうが、ネギたっぷりの食べ方も大好きですが、鰹はこういうのもありなのだ〜と小さく感動していたら。

「いつだったか教室で、鰹のマリネ、やりましたよね。あのとき、初めてこんな食べ方をしてもおいしいのだ! とちょっとした衝撃でした」

と生徒さん。

あ〜〜!!

そうでした。タプナードを添えましたっけ。

ということは、過去にも同じことを思っていたということ。そしてすっかりそんなことを忘れて、また同じことで感動していたとは!! ちょっと恥ずかしい・・。

 

さて前菜2のために、フランスのルバーブを取り寄せました。

太くて、とても美しい色!!

 

ジャムにして、ジュもとり

 

フォワ・グラのポワレにルバーブとマンゴー添え

デュカスのレシピを参考に。

とても、とてもおいしいルバーブでした!

 

続きはまた明日。