雛鳥の悪魔風! 2月の料理連続講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

(続き)

 

メインは雛鳥の悪魔風 coquelet a la diable

悪魔というのは、マスタードやカイエンヌペッパーで辛味をつけた料理のことで、もともとはイギリス料理だったのだそうです。

フランスでこれが流行ったのが19世紀。

 

ブルターニュ産雛鳥

背開きにして、グリエ(網焼き)にします。

この網焼きの香りがおいしさにとても貢献します。

ついでに野菜も網焼きに。悪魔感を演出させようと焼いた赤い万願寺唐辛子が、

じつはとても甘くてびっくり。緑色の万願寺を完熟させると赤くなるのだそうで、したがって焼くと甘いというわけ!

 

さてデザートは先日のバローナのいちごチョコレートで、デザートの小さいいちごケーキに仕立てました。

 

秋にテリアン先生に教わったスポンジケーキ sponge cakeを作ってみます。日本のスポンジケーキではなくて、シフォンを使ったフランス料理スタイルです。

こわごわガスを注入して、いちごのピュレとケーキの材料で。

初日は、私が装着の順番を間違え、うまくいかず・・・。2日目はなんとか。ちぎって、のせました。