(続き)
メインは雛鳥の悪魔風 coquelet a la diable
悪魔というのは、マスタードやカイエンヌペッパーで辛味をつけた料理のことで、もともとはイギリス料理だったのだそうです。
フランスでこれが流行ったのが19世紀。
ブルターニュ産雛鳥
背開きにして、グリエ(網焼き)にします。
この網焼きの香りがおいしさにとても貢献します。
ついでに野菜も網焼きに。悪魔感を演出させようと焼いた赤い万願寺唐辛子が、
じつはとても甘くてびっくり。緑色の万願寺を完熟させると赤くなるのだそうで、したがって焼くと甘いというわけ!
さてデザートは先日のバローナのいちごチョコレートで、デザートの小さいいちごケーキに仕立てました。
秋にテリアン先生に教わったスポンジケーキ sponge cakeを作ってみます。日本のスポンジケーキではなくて、シフォンを使ったフランス料理スタイルです。
こわごわガスを注入して、いちごのピュレとケーキの材料で。
初日は、私が装着の順番を間違え、うまくいかず・・・。2日目はなんとか。ちぎって、のせました。