干しぶどうを作っています | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

料理講座のチーズのために自家製のレーズンを作っています。

向くのは皮が薄くて、種がないもの。これはトンプソン・シードレスです。

 

まずは低温のオーヴンで何度か短時間ずつ乾かします。これで3日目くらい

だんだんシワシワ。そして表面に糖分の小さい結晶のようなものがでてきました。

 

1週間くらいで、だいたい完成。

1粒食べてみると、ぎゅっぎゅっとと濃縮した甘み! 砂糖がない頃、大昔の人はこんなのを食べたらほんとうにとろけそうな思いだったのではと思います。いえ、脳天に響くような。

あ、でもそもそも葡萄がこんなには甘くなかったでしょうが。

 

明日用意しているのは鹿に合わせて赤ワインなのですが、このぶどうには白が欲しいような気もしています。