イタリアワインのメゾン150周年記念パーティへ | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

お誘いくださる方があり、イタリアの

カペルネ・マルヴォルティ社

150周年記念パーティに寄せていただきました。

1868年にヴェネト州で創業、初代はイタリアで初めてプロセッコ(品種名)・スプマンテを生み出した方で、その繁栄に大きく貢献したこの会社は150年を迎えるそうです!

 

これが150年記念のマグナム。

1本目はイタリア大統領に捧げられたそうです。これは日本の輸入会社の社長さまに。

恐ろしく重たくて、びっくり。普通のマグナムの重さではありません。歴史の重み、なのでしょうか。

 

一口に150年といっても、それはそれは長い道のり。そうそう達成できることではないでしょう。

イタリアワインのことはとんと分かりませんが、プロセッコがおいしいことは私にも分かりました。ほんの少しながらお祝いの席にいられたことは、幸せなことです。

 

お祝いのカンツォーネを聞くこともできて、これもまた幸せ!

 

さて全く関係のない話しですが・・。

ビュッフェに出ていた、不思議な食感の生ものがありました。

小さい角切りで、生っぽい。

ぐにゅっとした感じは、固いもんごうイカの角切り? ぶりんぶりんのハマチのハラミのところ? 昔懐かしい鯨の脂身?

どれも違う感じです。

お店のシェフに聞きにいきました。 

「チョウザメです」

えええ!? チョウザメということは、キャビアの親です。

「岡山産なので、マリネにして、岡山の梨とキャビアと合わせてみました」

とのこと。生でチョウザメ(キャビアのないもの)とキャビアを別々に買うのだそうです。焼くとかなり固くなってしまうそう。かなりの驚きでした。

おいしいのかと問われれば・・・・・。

ただ、とてもよい経験でした!