マロンのケーキ 10月の製菓連続講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

今年もいよいよ栗の季節! この前パリで食べたアンジェリーナのシンプルなマロンのケークがおいしかったので、思い出しながら作ってみました。

しっとりふんわり、フランスのケークにしてはとてもキメが細かく、印象的だったのです。

 

といっても、私がやるとシンプルにはいかずどうしても、これでもか!とマロンを入れたくなってしまいます。マロンのコンフィを仕込み、ついでにマロンペーストも練り込んでパウンドケーキに焼きました。しっとり!

 

次はクエッチとプルーンのタルトです。

クエッチquetscheとはアルザスに多いスモモの一種で、プルーンに似た感じ。プルーンの果皮が黒紫なら、クエッチは赤黒い果皮をしています。

 

日本に生の状態のクエッチは入りませんので、今回使ったのは、シロップ漬け

量がちょっと足りないので、プルーンで補っておこうと思ったら・・・。

思いがけずプルーンがとても素敵な色を醸してくれました(写真の赤黒い果皮)! おまけにほどよい酸味があって、ジューシーに焼き上がりました。来年はプルーン単体でタルトにしようと思います。

 

コンゴレconglais

ココナツを卵白でまとめて焼いたお菓子です。本来はとても大きな塊に焼きますが、プチフール的に小さめに。カカオ風味は大人味でとてもよいです。

 

ライムとかぼすでソフトクリームに。

もう一つのお菓子はまた明日。