今年もいよいよ栗の季節! この前パリで食べたアンジェリーナのシンプルなマロンのケークがおいしかったので、思い出しながら作ってみました。
しっとりふんわり、フランスのケークにしてはとてもキメが細かく、印象的だったのです。
といっても、私がやるとシンプルにはいかずどうしても、これでもか!とマロンを入れたくなってしまいます。マロンのコンフィを仕込み、ついでにマロンペーストも練り込んでパウンドケーキに焼きました。しっとり!
次はクエッチとプルーンのタルトです。
クエッチquetscheとはアルザスに多いスモモの一種で、プルーンに似た感じ。プルーンの果皮が黒紫なら、クエッチは赤黒い果皮をしています。
日本に生の状態のクエッチは入りませんので、今回使ったのは、シロップ漬け
量がちょっと足りないので、プルーンで補っておこうと思ったら・・・。
思いがけずプルーンがとても素敵な色を醸してくれました(写真の赤黒い果皮)! おまけにほどよい酸味があって、ジューシーに焼き上がりました。来年はプルーン単体でタルトにしようと思います。
コンゴレconglais
ココナツを卵白でまとめて焼いたお菓子です。本来はとても大きな塊に焼きますが、プチフール的に小さめに。カカオ風味は大人味でとてもよいです。
ライムとかぼすでソフトクリームに。
もう一つのお菓子はまた明日。