ブラッドオレンジでアペリティフ
浮かべた、というか乗せた氷はエッフェル搭です。
(型はシャルルドゴール空港で買いました)奥のは頭からお酒に突っ込んでいますが・・。なんともキュート!
メゾン・ヴェロのサラミを買ってきました。
いつも美しいシャルキュトリーが並ぶお店です。
フランスに行くとよくサラミを買って帰ってくるのですが、やっぱりスーパーで買ったのとは全然風味が違います。もっと太いのを買ってくればよかった・・と思います。
ちなみにこれは滞在中に買った「ポトフのテリーヌ terrine 'pot-au-feu'」
もちろんとてもおいしかったです。
さてもう一つのアミューズはヌシャテルチーズを使い
「ヌシャテル包み焼き Neufchâtel en croûte」を作ります。
これは先日パリのデザミ講座のときに、生徒さんがノルマンディで買ってきてくださったもの。そのときは食べきれなかったので、大事に持って帰ってきたものです。
100年戦争時ノルマンディの農婦がイギリスの兵士に恋をして出来上がったというハート形の白カビチーズです。
贅沢にパイ包み焼きにすることに。授業は2コマあるので、半分にしました。
ところが焼き上がると、どうしても中身が飛び出し、ぱりぱりのおせんべい状に。
パイに残るのはヌシャテルの皮のみ!
チーズを半分に切る以上、流れるのはどうしようもない感じです。でもそれはそれはよい香りとおいしさ! ぱりぱりももちろんよいおつまみです。
いつか贅沢に1個丸々で作りたい!
さて次は「春キャベツのポタージュ、世界一の胡椒のカプチーノ仕立て」
世界一の胡椒とは
カムポットkampot(カンボジア)産で、ギャルリーラファイエットのスパイス売り場には
「世界でもっともよい胡椒の一つと名高い、カンボジアの有名な胡椒」との但し書きがあり、これはもう買うしかないと思って、飛びついてしまいました。
この香りを牛乳に移して、カプチーノの仕立てにしました。
繊細で上質、とてもよい香りです。たくさん使って香りを抽出したためか、けっこうぴりっと辛い胡椒でした。
底にはハマグリが入っています。これは千葉の大ハマグリ!
すごい大きさで、楽しくなってしまいます。
ぽってり重たいポタージュに見えますが、澱粉質ではないので、ふんわり、あっさりとてもおいしくできました。
生バター beurre cru
一緒にパリに行った生徒さんが持ってきてくださいました。わーい、また食べられて嬉しいことです!
続きはまた明日。