タルト・ソレイユ! 10月の製菓連続講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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フランス料理とお菓子の教室を開いています。おいしいものにまつわる話し、教室での出来事など、たくさんお届けします。
 

10月は、フィユタージュを折って、タルト・ソレイユを作りました。

ソレイユとはフランス語で「太陽」。数年前にフランスで流行り、日本にもやってきたみたいです。

最近突然、私もやってみよう!という気になり、挑戦。結果はとても楽しいものでした。まずは簡単、気軽に作れる。バリエーションがいろいろできそう(今後は料理のアペリティフに展開予定)。パーティに華やかさを添えられるからです。

初挑戦の今回は、マロンのクリームと自家製のコンフィを巻き込んでいます。

 

ねじりの向きをかえると、雪の結晶のような模様も!

(生徒さんの作品)

 

 

残った二番生地から、伝統菓子を作りました。

ジャルージーjalousie

jalousieとは「嫉妬」という意味ですが、もともとはイタリアの同じ意味の言葉からジャロジー窓ができ(「女性を他人の目から反らすもの」ということだそう)、それがお菓子の名前にもなった模様。表面の切れ込みがジャロジー窓を表しています。

 

中には、フランジパンヌ(カスタードクリーム+アーモンドクリーム)を詰めています。焼いても、半生っぽい、ぐにゅっとした食感になります。

 

もう一つはタルトのバンド tarte en bande

下にはクレーム・ダマンドを敷いて、薄くりんごを並べました。フィユタージュもクリームも薄いほうがおいしいものです。

 

マカダミアナッツのサブレとピスタチオのサブレ

そもそもは生徒さんからの「セブンイレブンに売っているマカダミアクッキーみたいなクッキーを授業でやってほしい」とのリクエストにお応えしました。