キムラヤの「クリームパン」が売れている必然 | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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今朝、

 

キムラヤのクリームパンが売れている必然

袋パンで「食品添加物不使用」に挑んだ

 

と題して、東京経済ONLINEでコラム記事が配信されています。5時に配信

http://toyokeizai.net/articles/-/181185?display=b

 

(朝8時段階では、ヤフーニュースのヘッドラインにも)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170721-00181185-toyo-bus_all

 

木村屋總本店の福永副社長がこだわった・・・の福永君は私の高校時代の同級生。昨晩お知らせが来て、今朝は(珍しく)起きるのを楽しみにしていました。

 

木村屋總本店というのは、あんパンで有名な銀座木村屋の木村屋さんのもう1つのブランドで、袋パンを製造する会社です。

 

マーガリンやショートニングなど、袋パンに不可欠と言われてきた食品添加物を抜いたパンを開発し、社内の製造ライン、関係会社のラインにも協力を仰ぎ、非効率を排し、職人集団を動かした軌跡が書かれています。

 

福永副社長は、「おいしいパンを作りたい」という強い気持ちがある社風に注目した、とありました(これはとっても重要なよい話し!)。そしてやっぱり添加物を排除しようとする気持ち、私は強く支持してきました。

 

去年、どんどん開発される新商品を何度かうちまで送ってくれていて、生徒さんと分けわけしていただきました。関東のコンビニやスーパーで絶大な人気を得ている商品になったとは、とても嬉しく、(勝手ながら)誇らしい気持ち!!

「僕はパンのことはまったくの専門外だけど、でもおいしいパンを作りたいんだ」と熱く話していた福永君の思いがまっすぐ実って、本当に嬉しく思います。

 

私には身近なリテイルのパン屋さんとはあまりに規模も哲学も違う・・と遠い世界のことのように聞いていましたが、でも作り手の思いの詰まったパンという意味では、やっぱり共通することがあるのだと

しみじみ。消費者の支持を受けることができて、本当に嬉しいです。

 

ご興味ある方、ぜひご覧ください。

製造業の方にも、(たとえ違う分野だったとしても)ビジネスに大切な事柄がいくつも示唆されています。

 

ますますのお商売繁盛願っています。

(キムラヤの袋パンは残念ながら関西では手に入りませんが・・・)