ピスタチオとグロゼイユの組み合わせ 2月の製菓連続講座にて | 塚本有紀のおいしいもの大好き!

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今月はピスタチオとグロゼイユを使って、アントルメを作ります。
お菓子屋さんで食べたこの組み合わせがとてもおいしかったから。

シシリー産のピスタチオの皮を湯むきすると、

こんなにきれいな緑色がでてきます。

フードプロセッサーで挽いて、ペースト状にし、クレムーを作ります。

左はバビBabbiのヘーゼルナッツペーストを使ったクレムーです。
ヘーゼルナッツはとても強くよい香りがするので、結構主張してきます。ピスタチオははかなく繊細な香りなので、なかなか合わせるのは大変でした。
それにしても、天然のものばかりでこんなに美しい色がでるとは、あらためて驚かされます(写真は若干黄色く見えますが、実際にはもっときれいな緑色です)。



さてもう一つは八穀でサブレ・フロランタンを作ります。

上から、かぼちゃの種、ひまわりの種、押し麦、フラックスシード(亜麻仁)、キヌア、アワ、ヒエ、キビ

さらにスライスアーモンドとレモンピールも加えて、サブレ・フロランタンに。

止められない止まらないお菓子になりました。